ダイニングチェアーの座面の張替えをお届けさせていただきました。
最近、ダイニングチェアーの座面の張替えのご依頼を良くいただきます。ホームページをご覧いただいてお近くの方がお店に持ってきてくれました。張替え前の椅子の状態はこのような状態でした。
どうしても合成皮革の座面はこのように経年劣化によって破れてしまいます。このような日本製のダイニングチェアーはまだ丈夫ですが、中国製の合成皮革は耐久性に問題のある合成皮革があって、購入するときはわかりませんが、3年ぐらいですぐに破れてしまいます。
品質についても大きな差があるのですが、その事に気づかれない消費者様がおおいのが事実です。
前方のウレタンも破れてしまったので、養生テープで目隠しされていました。
私どもの職人で張替えさせていただきました。
今回お綺麗に出来上がりました。
こうして張替えさせていただくと、とてもサステブルで持続してまだまだお使いいただけます。
古くなったから、新しいものに買い替える方が大半でしょうが、このように昔のお椅子を大切にされる方もおられます。
決して新しいものがすべていいかと聞かれれば最近そうでもない商品が乱雑に販売されているので、とても残念な時代です。
大量生産で大量販売しないといけない時代はこれからの日本では終わりつつあるように思います。
またそうでなければ地球環境にも悪影響だらけになります。
物を大切にする日本の昔の文化を思い出して欲しいです。
桐箪笥もその1つです。昔の桐箪笥は絶対に処分しないで、子や孫にお使いいただきたいと願います。