K様からご依頼いただきました。胴丸型の小袖箪笥の焼桐への洗い替え修理が完成いたしました。
K様宅からお預かりさせていただいた時の状態をご覧ください。
今回は砥粉仕上げの桐箪笥を洗い替えて、こちらのように焼桐仕上にさせていただきました。
雰囲気も変わって、重厚な感じになったと思います。最近との粉仕上げを焼桐仕上にされるお客様が増えてまいりました。
どうしてもとの粉仕上げは取り扱いするには気を使わないといけないので、焼桐の方が楽でいいとおっしゃれます。
両方とも水や油はよくありませんが、砥粉仕上げよりカタや汚れが見えにくいので好まれます。
それではビフォーアフターの比較写真をご覧ください。
桐箪笥って素晴らしいでしょう。こんなに再生ができるのですから
今回は金具はまだ綺麗だったのと焼桐に似合う金具だったのでそのままお付けいたしました。
いつも同業者様も私どものホームページの事例をご覧になっているそうですが、これほどビフォーアフターの写真を分かりやすく拡大して紹介している工房はないと思います。
傷もこのように魔法の如く美しくなおすのが田中家具製作所の技術です。
この度も綺麗に蘇らすことができました。
ご依頼いただきましたK様誠にありがとうございます。暑さや湿度に強い桐箪笥はこれから先も重宝される事間違いないですね。