こだわりの桐たんすの社長ブログ 78年前の素晴らしい職人の古い桐たんすの洗い修理をして甦らせました。
昨年の6月28日の社長ブログでお話ししました、
桐箪笥の洗い修理が出来たのでお届けさせていただきました。
本当に素晴らしい粋な桐箪笥です。
シンプルなデザインの中に職人の優れた技とこだわりが詰まった78年前の大阪泉州桐箪笥です。
その当時から大阪泉州桐箪笥の品質の高さを証明するような歴史的な桐箪笥を私どもで洗い修理させていただくチャンスをいただいて、本当ありがたいです。
この古い桐箪笥がこれだけ美しく甦せました。
新品同様で、新しい桐箪笥の納品事例でしょう。
私どもの古い桐のたんすに対する思いを感じてください。
この様に素晴らしい粋な扇子をイメージした金具が
この様に治せます。78年前の金具です。桐の箪笥は本当に素晴らしい日本の伝統工芸品なのに、桐箪笥に関心がなく、この事も知らない方や知識のない方が多くて寂しい時代です。
昔の古い桐箪笥を是非捨てないで欲しいです。
いい鍵座にご紋が入っています。
手作りの今では手に入らない(金具職人がいません)金具です。
古い扉の傷や痛みすべて手直しています。
これだけ仕事の良し悪しが分かる桐箪笥の修理事例は私どもだけです。
お届けして、すごく喜んでいただけました。
以前の状態を忘れてしまうと思います。
78年の歴史を元に戻せる洗い修理です。
私どもの工房は日本に無くてはならない工房だと思っていますが、粗悪な仕事と安価な価格で桐箪笥を修理する業者に足を引っ張られます。
カビが多く付いていた桐箪笥の内部もこんなに綺麗にする事ができます。
昔の桐たんすでもこのようにいい桐箪笥がたくさん残っています。
絶対に処分(捨てる)しないで甦らせてあげてください。
とてもいい作りの桐箪笥でしょう、私どもならどんなに使用状況が悪くても、全く心配なく綺麗に甦らす事ができます。
桐のたんすがなぜ日本に今までも続いてきたのかが、
お分かりいただけると思います。
T様も田中家具製作所さんなら、きちんと丁寧になおしてくれると思い、ご連絡をくれたそうです。その期待に応えられてよかったです。カビも全て綺麗になり安心してお使いしていただけます。
これから先も何十年何百年とお使いできます。
私どものこの技術がインターネットで検索され、
記事をよく読んでいただいて、本当に有難いことです。
私どもの職人の良さを伝えたいのです。
この天板の上のかぶせの板は、埃よけと呼ばれ
桐箪笥の天板を埃から守る為の板なのです。
傷みの傷や多くの打痕も綺麗に治せました。
金具もデザインもその当時のままです。
78年前の大阪泉州桐箪笥を今の私ども大阪泉州桐箪笥の工房が手直し出来るのは優れた泉州の伝統を引き継いで来られてよかったです。
新しく綺麗になったこの桐箪笥を大切に使っていただくために、
お客様が油単(桐たんすのカバー)も新しくお作りしてくれました。
大阪北部からのご依頼をいただきました、T様この度は、その当時のいい大阪泉州桐箪笥を勉強させていただいて、本当にありがとうございます。
これからも歴史的なこの桐箪笥をどうぞ大切にお使いいただけたら幸いです。ご依頼ありがとうございました。
捨てるにはあまりにももったいない桐ダンスと螺鈿付きの茶棚
修理するべきかどうか迷っています。
修理代などが気にかかります。
コメントありがとうございます。そのような桐たんすと茶棚は日本の宝だと思います。是非 修理して欲しいです。
今 販売されている中国材の桐材で作られた桐たんすはひどい品物です。昔のものの方が素晴らしい品物です。