桐箪笥の洗い修理の納品事例 古い間箪笥の洗い修理をお届けいたしました。
地元大阪の泉南からのご依頼で、75年ほど前の桐箪笥の間たんすの洗い修理のご依頼をいただきました。地元でも私どもを知らなくてホームページで検索して、ここならきちんと直していただけると思って依頼してくれました。
お部屋をリフォームするのでその間に洗い修理をお願いされました。
その洗い修理前の桐の間箪笥の写真です。
これはまた、凄く傷んでいました。本来なら捨てられるような桐の間たんすでしょう。
お見積りさせていただく時に一番価格を考える桐箪笥です。ひょっとしたらその見積りの金額より手間暇がかかる場合があります。
しかし見積りの金額(費用)が高い(高額)と洗い修理そのものを断念されるお客様もおられます。
今回もこんな状態になってでも、洗い修理して再び使ってみようと、ご相談していただける事は桐たんすの仕事をしている私にとっては大変嬉しく思います。
この桐箪笥が私どもの丁寧な桐箪笥の洗い修理をしますとこの様に甦らす事ができます。
どうですか?いつもならがすごい技術でしょう。
日本一の技術で手直ししますと
この桐箪笥が
この様に甦らせます。
全く同じ桐箪笥とは思えないし、信じていただけないぐらい綺麗にします。
この技術があるから全国遠方からのご依頼をいただきます。
是非 たくさんの方にこの事を知っていただきたいです。
桐箪笥も桐の洗い替えも文章で書けばどこも一緒ですが、技術やこだわりや桐に対する思いと出来栄えは全く違うのです。
この事を全国の方に知ってもらいたいです。
これだけ丁寧に直せる工房はないでしょう。
それなりの費用は要りますが決して高い費用ではありません。
修理に費やす時間や修理の内容からすると
私どもからするとすごく安い費用になります。
でもこんな桐箪笥の依頼があれば必ず直してあげたいのです。
いままで、捨てずによく残していただいてました、
本当にありがとうございます。
どんな状態でも費用と手間暇をかけて丁寧に手直しさせていただいたら、この様に元通りになります。
これが最後に残る世界に誇れる家具が桐箪笥なのです。
でもこの桐箪笥の良さを皆さんが知らなくて残念です。
家に桐箪笥があるお宅の方ならぜひ覚えておいて欲しいです。
金具は外れてたり、無くなっていても修理ができます。
桐の箪笥は昔の日本人が考えてきた知恵と工夫が詰まっています。
この本物の技術をのこしたいのですが、年々腕のいい職人や工房が廃業して仕事の継続が私どもでも大変難しくなってきています。
でもやれるだけ最後までやり続けます。伝統工芸を残して行くことは大変です。
是非 全国の皆さま応援していただければ有難いです。
捨てられるような桐箪笥も新品同様と間違えるような状態までもとに直せるのです。
写真は正直なので、思いが伝わります。
これほど、ビフォー アフターの写真を細かく掲載する工房は全国でもないでしょう。
これだけの拡大した部分の比較写真を載せているのも
私どもの職人の桐箪笥に対する愛情をご覧いただきたいのです。
これだけ傷んでいた桐箪笥をリフォームしたお部屋に置いていただけるなんて本当に嬉しい事です。
ご依頼いただいたお客様にも大変喜んでいただきました。
「これほど綺麗になるんですね、本当にうれしいです。田中家具さんに頼んよかったです。お婆ちゃんも喜んでいると思います、ありがとうございました。」とお礼を言っていただけるのは、
こだわりの桐箪笥工房の代表者として本当に有難い事です。
是非ホームページをご覧になられた皆様この事を沢山の方に教えてあげていただければ嬉しいです。
古い桐箪笥を捨てないでください。日本の歴史が桐箪笥に宿っています。
桐箪笥が日本の歴史やそのお宅の皆さんを見続けてきたのです。