K様からご依頼いただきました、カビが発生した桐箪笥の洗い修理の事例です。
K様からご依頼いただきました、桐箪笥の洗い修理の事例ですが、長い間ご主人の実家の2階に置かれていました。
お部屋の空気の入れ替えもしないまま置かれていたので、この様に桐箪笥にカビが発生してしまいました。
桐箪笥はお部屋の湿度が高い場合は、桐箪笥は湿度を吸って膨らみ、中のお着物に湿度を与えなくする、調湿作用がございますが、ある一定以上の湿度がある場合はこの様に桐箪笥自体がカビってしまいます。
全体に黒カビが発生してしまっています。
でも中身の着物はカビらずにすんだそうです。これが昔からいいものは桐たんすの中にしまっていればいいと言われた理由なのです。
油単をかけていましたが、油単にもカビが付いていました。
この桐箪笥を丁寧に私どもの工房で洗ってあげて、再塗装をしてあげるとこの様に美しく甦りました。
まるで、新品の桐箪笥でしょう。
あのカビの桐たんすがこの様に美しく仕上げることができるのが、普段新しい桐箪笥を作っている私どもの職人の技術なのです。
洗い専業の工房とは手直しする技術も違います。
このように美しく再生できます。
比較写真は良く分かっていただけて、たくさんの方から桐箪笥の洗いについてのご相談がございます。
どこに依頼していいかがわからないとおもいます。たくさんの業者さんがある中で、
きちんとその情報を精査して、ご依頼されるのもお客様の自己責任です。
その為に私どもでは自社の職人の匠の技をご覧いただけるようにこの様に分かり易い写真でご紹介させていただいています。一般の方へのアピールだけでなく、同業者様へもアピールさせていただいています。
今回依頼をいただいて、洗い替えさせていただいてお届けしましたら、本当に喜んでいただきました。
新品同様で、新しい箪笥の納品事例でも全くわからないとおもいます。
この様な状態と色の桐箪笥が、・・・・
この様に治せるのが、田中家具製作所の桐箪笥の洗い替えです。
写真ではわかりませんが、ただ洗うだけでなく洗い修理には色んなノウハウと技術がいるのです。
1つでもこの様にきちんと甦らしてあげる工房が日本になければとの思いでお仕事をさせていただいています。
引出しにも隙間を作らないこだわりの洗い修理でしょう。
私どもの桐たんすではありませんが、どこで作られた桐箪笥でも治させていただきます。(ただし中国製は除きます。)
「田中さんにお願いしてよかったです。」とご依頼していただいたお客様がおっしゃっていただける言葉にいつも元気をもらって仕事をさせていただいています。
新しい桐の箪笥や古い桐箪笥に関してのご相談やご質問があれば、
私ども072-443-8835にご連絡いただければご対応させていただきます。
これからもこだわった仕事の出来る工房であり続けたいと思っています。