こだわりの桐箪笥の洗い修理です。焼桐衣装箪笥2棹 洗い替え納品事例!是非ご覧ください。
平素はたくさんの洗い修理のご依頼をいただきまして誠にありがとうございます。
今回は久しぶりにご紹介させていただきました。
お電話いただいたお客様のご自宅にお見積りと箪笥の状態を見に伺いました。
焼桐の衣装箪笥、二棹の洗い修理のご依頼です。
お部屋の電灯の影響で写真は少し黄色く写っています。桐たんすがかわいい飼い猫ちゃんの爪でひっかかれています。
桐箪笥の生地が見えてしまうぐらいひっかかれています。
深い傷が多く 色も剥げていました。お客様も再生(洗い修理)出来るか心配で私どもにご相談をいただきました。
でも私どもは桐箪笥のこだわりの職人集団!です、なんでも桐箪笥なら直してみせます。・・・・ご依頼を受ければ必ず元に戻せるようにさせていただくのがプロです。今回もその職人魂に火がつきました。
お預かりして、徹底的に手直しさせていただきました。その模様を
YouTubeのスライド動画でもご覧ください。今回は特に大作です。
洗い修理前がこちらの写真です。
洗い修理が完了後の工場でのお写真です。
生地が見えて白くなっていた部分も綺麗になおしているでしょう。
私どもの高い技がご覧いただけます。
このような傷をすべて完璧にやり替えます。この技術が私どもにはございます。
洗い替えの入れ木や桐の部材の交換により、この様完璧に手直しできるのです。
引き出しも洗い修理前は、この様にすごく可哀想な状態になっていました。
深く削れてますね。
しかしこの引出しが私どもの職人にかかれば、引出しの前板もこのように綺麗に直せます。これが出来るのが、桐たんすの醍醐味です。再生の出来る箪笥は桐箪笥だけです。
桐たんすは購入される時は他の収納家具と比べてすごく高価ですが、また新しく修理して甦らせる事ができるのです。
かわいい猫ちゃんの爪の跡です、まぁよく桐たんすで爪を研いだもんですね、気持ちよかったでしょうね!その引出しも完璧に治します。この技術!すごいとおもいませんか、これだけ治せる工房はないと思います。自画自賛です。
一つ一つ傷徹底的に手直しします。かなり手間暇の時間と根気のいる修理作業になります。真面目な職人がコツコツ作業を行います。
棚や引出しもこんなに美しく直す事ができます。
桐のたんすの修理洗いの事なら私どもにご相談ご依頼ください。
必ずご期待にそいます。お客様の桐箪笥への思い入れがあるかないかですね。
この様な状態でも
この様に手直し出来るのが、田中家具製作所のこだわりの洗い 修理です。
この桐たんすの洗い修理も安い価格で仕事を受ける同業者がたくさんございます。
でもこれほどきちんと直せる工房はないでしょう。
これが今まで創業以来 私どもが98年続いてきた理由があるのです。
これだけきちんと直せる割には修理費用は私が思うには、安いと思います。
職人の時間と日数を考えればほんとにあんまり儲かる事は無いんです!
こだわらないで、適当な仕事をしてる方が儲かりますが、私どもはそれを求めていません、普段は新しいこだわりの桐箪笥をお作りしていますが、古い桐箪笥をなんとか、本当にちゃんと直してあげたいのです。
この桐たんすをお作りしたその当時の職人の事を思いながら今を受け継ぐ桐箪笥職人として桐たんすへの熱い思いがあります。
開き戸の本体や側面も削れています。
それがこの様に甦らせるのです。
洗うと言うより、傷んだ箇所を桐材を交換している作業になります。
引出しにも隙間をなくすように、丁寧にいれ木を施します。
新品同様に甦らすのです。工房では、職人がいつも傷んだ桐たんすと向き合って作業をしています。その桐たんすの声を聞きながら作業しています。
これだけ完璧に修理させていただいたので、お客様も驚いておられました。
今回は部分的な比較写真を沢山撮らせていただきました。
私どもの高い修理技術を他の同業者様にも良くご覧いただくために、あえてご紹介させていただいています。
生地のままのお盆も一度丁寧に洗って、乾燥させますと、これから気持ちよくお使いいただけます。
中に入れられるお着物も喜んでいただく事と信じて作業させていただいています。
桐たんすは優れた良さがある世界でも例のない収納家具なのです。
この良さを日本の方に是非分かっていただきたいと願っています。
どれだけ傷んでいても、
このようになおせる職人がいれば、さらにもっともっとお使いいただけるのです。
今 たんすなんていらんわ!と言う本物をご存知ない方から良く言われますが、
この日本では、桐たんすの様に優れた収納家具が必要とされてる方がいます。(日本独自の気候)
その方の為に、この技術を持った職人を育てるのが、私どもの使命なのです。
今回 ご依頼をいただいてお客様の修理洗いの費用によってこの職人達の技術を支えていただいているのです。
一度無くしてしまえば、無くなっていく技術です。
これから先どれだけ残していけるか・・・不安ばかりですが、・・
この技術(技)を必要とされるお客様が日本にいらっしゃる限りどうにか続けて行きたいと願っています。
決して儲かる仕事ではありません、でもお客様からの感謝の声に勇気づけられてなんとかお仕事をさせていただいています。
職人は自分の技術やその仕事に対して、お話しをする事が苦手です。真面目に一生懸命にいつも桐箪笥作りや修理に取り組んでいます。
その熱い彼らの桐への思いを、代表者の私が少しでもきちんとお伝えする事が私の使命です。いつもよくやってくれています。「ありがとう!」
みんなで思いを一つにしてやってきているから、この難しい世の中でもまだ桐箪笥の専門店としてなんとか残っているのですね。
今回の焼桐2本揃えの洗い修理の桐箪笥のご依頼 本当にありがとうございました。
これから大切にお使いいただければ有難いです。
今回 ホームページをご覧の皆さまにも細かくご紹介させていただく事ができました。少しでも日本の桐たんすの良さを感じていただければ幸いです。ご覧いただきありがとうございます。