堺市のO様に大阪泉州桐たんす初音こだわりのオリジナル技法の桐箪笥をお届けいたしました。
堺市のO様に大阪泉州桐たんす初音オリジナル技法の桐箪笥をお届けいたしました。
初音オリジナルの洗練されたデザインと金具、
なんといっても卓越された技が込められた桐たんすです。
現代風にデザインされてますが、桐箪笥の究極の伝統技法でお作りしている逸品です。
戸びら中心に紫檀材をカーブさせてあしらい、桐の柾目を横にあしらっています。
本体のさやにも、紫檀材をはめ込みシャープなデザインが特徴です。
台輪も下部に紫檀材をあしらって、桐タンス全体を引き締めています。
下の棒通し金具がご覧いただけます。初音の刻印の上の丸みのある部分の手がかりを上に上げていただきますと、金具が上にあがり両左右の金具を上げていただきますと長い担ぎ棒を入れる事ができます。このように今でも昔の桐箪笥どうりに、お作りしている事は、
初音のこだわりです。
側面の桐の板も天から台まで、1本の長い桐材を使い桐の杢目を通しています。
そして、重ねの部分の手組みの小口を側面に出さないよう、(側面も木目の良さを生かすため)包み蟻組という技法でお作りしています。初音ならではのこだわりの技法です。
夫婦箱上部には、伝統工芸士のプレートと証紙がごらんいただけますが、内部の寒い地方の桐材の杢目と透き通る艶をご覧ください。
内部のお盆も宮盆と言う凝ったデザインで、上には、紫檀材を巻いております。
手の込んだ高級品ならではお盆を入れさせていただいております。
この引出しのデザインと技が、最高の職人技なのです。
左右の引出しの間にも隙間がございません。また上と下の引出しにも隙間がございません。
この箪笥は、桐箪笥本来の棚板やつかを引出しの前板の奥側においています。
左右の引出しを開け閉めする場合、隙間がないため、引き出しに遊び(がたつき)があると、左右の引出しがぶつかり合います。
そうならないようにきっちりお作りする技術(技)が職人に必要なのです。
それだけ究極の仕込み技が必要になります。
少しでも削りすぎると引出しの間に隙間が出来きてしまいます。
上と下の長い引出しにもご覧いただけると、隙間がないのがお分かりになられるでしょう。
失敗が許されない究極の技を必要とします。
桐箪笥の職人と言われる中で、この技を持っている職人は、全国でも私どもの職人だけだと思います。初音の桐箪笥のこだわりで、守り続けている日本の桐箪笥の伝統技法なのです。
本当に凄い技です。社長の私も、「うちの職人は凄いなって、」いつも感動させられます。
ゼロコンマなんミリの世界を追求しています。なかなか出来る技術ではないですよ!
ごらんください、隙間が全くなく木目も通っていて、素晴らしく綺麗でしょう。最高の技です。
このような桐たんすは、市場ではご覧いただく機会はないと思います。
金具もオリジナルのシンプルなオシャレな金具です
お嬢様のご紋も、左三階松という由緒あるご紋を染め抜かせていただきました。
左した側には、お名前も染め抜かせていただきました。
お客様も感心されておられました。なかなかご覧いただく機会のない究極の技の総桐箪笥です。
同じお部屋に鏡台もお買い上げいただきました。
7分三面鏡なのですが姿見にもなるコンパクトな収納付鏡台です。
使いやすく全身も写し出せますし、扉を閉めておられると鏡がお部屋に出なくて落ち着いた感じになります。
正面の姿見のロングミラーの裏は、たくさんの小物が収納出来るように考えてお作りしております。
今回は、本当にこだわった初音ならではの特別な桐たんすをご紹介させていただきました。
堺市のO様、お買い上げいただき本当にありがとうございました。
これからもどうぞよろしくお願い申しあげます。