泉佐野市のK様からご注文いただきました大阪泉州桐箪笥の人気の天丸5段桜草とのこ仕上げの引き出し箪笥が完成いたしました
泉佐野市のK様からご注文いただきました大阪泉州桐箪笥の人気の天丸5段桜草とのこ仕上げの引き出し箪笥が完成いたしました
小ぶりで可愛くてとても人気がある桐箪笥です
細かな柾目の桐材を使用させていただいています
私どもの伝統工芸士は丁寧な仕事にこだわります
1ミリの隙間もないから 大切な品物を日本の気候から守ってくれるのが本物の桐箪笥です
そのことすら今の日本の方が興味や関心をもっていただけない時代になりました
本物の桐箪笥はこんなに美しい品物なのです 今では中国産桐箪笥や中国産桐材を使用した桐箪笥だらけで選ばれる選択の余地が無くなってきています
ですから 一部のこだわりの家具店か有名百貨店でしか 本物の桐箪笥を見たり触れたりする事がないのです
でも少しでもこの本当の桐箪笥の良さをお伝えしたくて私どものホームページを通じて発信しています
見比べていただければ一目瞭然です こんなに美しい桐箪笥は初音の桐箪笥しかお作りできないと思っています
何百年も持ち続けられる日本古来の伝統工芸品の桐箪笥です
とてもかわいい 桜草の金消し引き出し金具がこの桐箪笥を演出してくれています
本物の日本の桐箪笥は丁寧な仕上げをすればこれだけ光沢感のある艶が生まれます
引き出しと引き出しにも1ミリの隙間もない 気密性 防湿性 防虫性のある本物の桐箪笥です
この度もいい桐箪笥をお作りすることが出来ました 桐箪笥は1つ1つ手作りのため材料や杢目が異なります
オリジナルの逸品がお作りできます
引き出しも気持ちいいほどスムーズに開け閉めできます
天板も美しい日本の桐材の良さがご覧いただけます
これだけこだわってお仕事させていただいていても安価な桐箪笥に価格競争に負けて 本物の桐箪笥が売れなくなります
全く機能性や商品価値が違うものでありながらその違いを業者様やお客様がご存じないのでとてもとても悔しく感じています
天板と側面の21ミリ厚みの無垢の桐材を手組み蟻組み手で組み上げています とても堅牢な組み手で何百年も続けて持ち続けられます
もうこのようなこだわった桐箪笥をお作りできるのは桐箪笥 発祥の地 大阪泉州桐箪笥だけしかないと思っています
内部に使用している 美しい桐の杢目をご覧ください
とても光沢感と艶のある桐材は中国産桐材とは全く異なります
そしてなにより インターネットでは伝わりませんが このいい桐材の香りを是非機会があれば体験していただきたいです
天然自然乾燥を屋外で3年かけて作り出した日本の桐材本来が持つ香りを是非知っていただきたいのです
こういうところに何十年 何百年と大切なものを保管していただくために日本の本物の桐箪笥があるのです
私どもの桐箪笥の中でずっと過ごせるお着物は幸せなお着物だと思います
漂白剤のかけられたにおいのくさい中国産桐材の桐箪笥の中で過ごせるお着物はとても可哀想です
最高級の桐箪笥には必ず幅の広い中心部分の板目を持った桐材をこのように底板や背板に使用しています
それな何十年たっても割れにくく粘り強くするための桐の木の使い方を昔の職人が経験から学んだことなのです
私どもはその伝統の技を機械化せずに人が伝統の技で作れる大阪泉州桐箪笥の職人を育てています
だから このような桐箪笥を今でもお作りすることができます
またその桐箪笥をご注文いただけるお客様にこの伝統の技を応援していただけるからどうにかまだ続けられています
どんどん このような伝統の技やこだわりに感心のない日本人が増えてきてこれから先 手に入らない品物になっていくように思います
もっと 本物の良さに気づいてもらって 生活用品の一部としてどんどんお使いいただきたいと願っています
本物の桐だけが持つ 特性や性質は日本の風土には欠かせませんが 中国産の桐箪笥が国産でどんどん売られている今
日本の伝統工芸である桐箪笥も中国に負けてしまうのでしょう
恐ろしい時代でそれをどんどん 騙して販売する日本の会社(日本人)がとても怖いです
そんな会社 Googleで桐たんすと検索したらたくさん出てきます 恐ろしいです
そんな偽物の桐箪笥と比べ物にならない本物の日本の桐箪笥が私どもの桐箪笥です
この桐箪笥作りを応援してくれるお客様と是非 ご縁をいただきたいです この度も近くの泉佐野からお越しいただいてクローゼットの中で使用するのにこの桐箪笥をご注文いただけました
本当に有難いことです
桐箪笥の背中もこんなに美しい幅の広い桐材を使用しています
コロナ禍で販売も低迷する中 本物の桐箪笥のご注文をいただけるのはとても有難く感謝申しあげます
K様の娘さん宅でずっとずっと引き継いでいける桐箪笥をお作りさせていただきました ありがとうございました
このような桐の伝統工芸士がお作りした本物の日本の桐箪笥を残していきたいです