桐箪笥の納品事例!大阪府のN様の大阪泉州桐箪笥を代表する桐タンスのお届け写真と動画です。
本日の納品事例は、大阪府のN様の大阪泉州桐箪笥を代表する胴丸衣裳箪笥をお届けいたしました。
新築のお家に置かせていただきました。N様はお母様の桐箪笥も私どもでお作りいただいて桐箪笥でこの度娘様のご結婚の際にもご購入いただきました。
照明(ダウンライト)の影響で少し黄色く写ってしまっていますが、
実物はこれだけ黄色が濃くありません。
実際はこのお色ですが、写真は凄く桐箪笥の色を出す事がむずかしいのでお許しください。
美しい桐の良さが感じていただける本物の桐箪笥です。
今でもこのような桐箪笥を求めて遠方からも問い合わせやご来館いただける事は大変有難いことです。
日本と北米の良質な桐材でこだわって優しい職人がお作りしている工房だから出来る桐箪笥です。
細部にわたるまで細かなての込んだ作りを是非ご覧ください。
これが日本を代表するほんまもんの桐箪笥なんです。
大阪泉州桐箪笥はこの華やかさや桐材のこだわり、そして独特な大阪泉州桐箪笥のとの粉仕上げの美しさが特徴です。
関東の桐箪笥のような仕上げももちろんできますが、関東の桐箪笥の工房ではこの大阪泉州桐箪笥の仕上げは出来ないと思います。
天板の桐材も美しい桐材でしょう。
私どもの初音のシールが、(少しピンボケてますねすいません)
伝統工芸士 美光の作品です。
左の棚は取り外しができます。
前飾り金具も落ち着いたデザインの金具をお選びいただきました。
鍵座の引出し金具も揃えています。
柾目の細かさや職人のこだわりの仕事がご覧いただけます。
このような桐箪笥をお作りする事は年々難しくなってきます。
伝統技法の両欠き込みで取り付けられた扉と本体の写真です。
兆番の真ん中に線がきているのが、高級な手の込んだ、ほんまもんの桐箪笥の証なのです。この様に戸と本体を職人がのみで兆番金具をはめ込んでいるのです。
1つの戸を丁寧に取り付けるのにすごく時間と技が必要になる作業なのです。
本体と戸の両方を欠き込んで取り付ける技を、昔から「両欠き込みの技法」といい桐箪笥ならではの扉の付け方なのです。
扉をあけますと、お盆の間隔に固定の1つの中棚がございます。
これも職人は丁寧にお作りした桐箪笥だけにしかない棚です。
すべてに国産と北米産の良質な桐材のみを使わせていただいています。
この組手も難しい手組み蟻組手です、この技法も伝承する事が難しくなってきています。
気密性に富んだ桐たんすは1つの引出しをいれると違う引出しが出てきます。それだけ空気の逃げない隙間がない桐箪笥の証です。
さすがに美しく桐の艶や透明感と香りも最高です。
桐箪笥は凄い箪笥だと思います。
引出しの底板の美しい幅の広い杢の桐材もご覧ください。
この山になった幅の広い板目が高級ないい桐箪笥の証なのです。
山の部分は桐材の成長している一番柔らかい部分です、この部分を使用している桐箪笥工房はすごく少なくなりました。こうする事で何十年何百年たっても底板が割れにくく昔の高級な桐箪笥はすべてこの作り方を教えられました。
本当に綺麗で丁寧な仕事と良質な桐材料でお作りした桐箪笥は必ず希少価値がでる本物の桐箪笥です。
少しこれふだけいい桐箪笥を納戸に入れていただくのは寂しいですが、桐箪笥にとってはいい環境です。
ほこりや紫外線から守っていただけるゆたんをかけさせていただきました。
共生地の紐の代わりに、朱色の房をお選びいただきました。
N様親子二代にわたり私どもの桐箪笥をご注文いただいて本当にありがとうございました。今でもこれだけの桐箪笥をお作りできる工房で良かったです。
これからもこれから先に手に入らない桐箪笥を行けるところまで、かたくなにこだわってお作りしていきます。
日本でこんな桐たんすが欲しいと思われるお客様がいる限り頑張ります。
でももうこんな桐箪笥は要らない時代が来ています。
大阪泉州桐箪笥の昔ながらのこだわりの桐箪笥を購入されるのは今しかないかもしれませんね!是非 本物の桐箪笥の良さをご覧ください。
N様 大変お世話になりましてありがとうございました。これからもどうぞよろしくお願い申しあげます。