大阪府S様からご注文の初音の大阪泉州の桐タンスのお届け写真と動画です。
本日2018年の節分にご紹介する桐箪笥は、
大阪府S様の別注天丸四段衣装箪笥の桐たんすです。
こだわりのお客様で、私どもを探してください、
ご注文をいただきました。
色んな桐たんすを見られたのですが、その中で私どもの作り方に共感していただけて依頼されました。そしてご注文の通り作らせていただいたのが、この桐箪笥です。
本物の桐箪笥の良さを是非ごらんください。
コンパクトな幅に高さも抑えた上品な桐箪笥をご希望されました。
展示の商品に引出しを1杯多めに付けさせていただいて、4段引出しでお作りさせていただきました。
金具も高級金具の層雲をお選びしていただきましたが、残念ながらもうこの金具を作れる職人がいないために最後の納品事例になります。
落ち着いた品のある金具なのですが、どんどんと高級金具は需要が減ってきて、
金具職人も生活できないのが現状です。
細かな柾目の桐を厳選してお作りさせていただいています。
すき間のない職人のこだわりの仕事を感じていただける桐たんすです。
美しい光沢と艶のある、私どものとの粉仕上げの桐箪笥を是非感じていただければ幸いです。
桐たんすと言えばたくさんあるように思われますが、手造りのこだわった桐箪笥はそうありません。
他の工房とは差別化した作品を作る事が私どものこだわりの桐たんすです。
内部も丁寧にお作りさせていただきました。
美しい日本の桐はかけがえのない材料です。
この肌触りとほのかな香りは、写真では伝わりにくく残念です。
是非 ほんまもんの桐の良さに触れていただいたいですね。
いつまでこの様な桐箪笥をお作りできるかわかりませんが、支持していただけるお客様がいる限り残しいきたいです。
このような桐材で、作られた桐たんすはそうないと思います。
それだけ大阪泉州桐箪笥の初音の家具の桐たんすは最高峰の桐たんす作りを目指しいます。
呼び方は同じ桐たんすでも、品質に関して大きな違いがある事を是非
知っていただきたいですね。
引出しのまわりにも隙間が一切なく、少し重く感じる引出しですが、桐たんすの良さを感じていただけます。
桐たんすの柾目もとってもいい、世の中に1つしかないのが桐箪笥の良さです。
本当に美しい丁寧な仕事で作る事が出来るのも私どもの職人のお蔭です。
気密性 防虫性 防湿性に優れた桐たんすは大阪泉州桐箪笥です。
綺麗な桐たんすです。
引出しの桐の柾目の美しさを是非 ご覧ください。
伝統工芸士の良光がお作りさせていただきました。
職人は一生でそれだけたくさんの桐たんすを作る事はできません。
その中で自分が生きた仕事を残せていく事ができるのが、桐たんす職人なのです。
桐箪は価格が高いとかと言われますが、お作りさせていただいている私どもからすれば本物の桐たんは、価格が安すぎるほど手間暇がかかります。
これだけの材や職人技にこだわった手間暇のかかった桐たんすを残すには苦労いたします。
桐箪は地震にも強く、扉や引出しが簡単に開かないので、転倒しにくいのです。
地震ですぐに転倒するのが、和家具(桐)でなく、洋タンスなのです。
この様に幅の広い美しい桐材もいつまで日本でとれるのか、本当に危機感がございます。粘り強く割れに強い日本の桐は希少価値があるのですが、皆さんが知りません
本当に残念な事です。このような国産の桐材料を使用せずに中国桐を使用すれば儲かるのですが・・・・・・それが田中家具製作所なのです。
丁寧の組み上げた職人の組手をご覧ください。桐たんすは1つの工芸品だと言う訳がお分かりになると思います。
桐たんすでも日本の工房で、簡単に中国桐でつくられて、機械で組まれた桐たんすが沢山ある中で価格競争にまきこまれて、このようなこだわった本物の桐たんすがなくなってきます。
とても悲しい事ですが、そのような桐たんすでない本物の桐たんすが欲しいお客様に応援していただいてなんとかこの技術を伝承していますが・・・・
これから先、ますます難しくなってくると感じています。
最後に油単をかけさせていただきました。
何百年と受け継がれる桐たんすをお作りさせていただいて本当にありがとうございます。
S様のようなお客様の巡りあえて、励ましのお言葉をいただいて本当にありがとうございました。S様からまた元気をいただきました。
なんとか出来る限りこのような桐たんすを残していけるよう頑張っていけるだけやります。これからもどうぞよろしくお願い申しあげます。