こだわりの桐箪笥の納品事例 焼桐柾目小袖衣装箪笥をお届けさせていただきました。
大阪府のN様からご注文いただきました。大阪泉州桐たんす 初音の焼桐柾目小袖衣装箪笥をお届けさせていただきました。
洗練された昔ながらのデザインにこだわりの日本の桐材を使用した小袖衣装箪笥です。
焼桐の仕上げもとってもいい出来栄です。本当にこだわりのいい桐箪笥をお作りさせていただきました。
桐の材料にもこだわり伝統工芸士が丁寧に組み上げてお作りした逸品です。
田中家具製作所ならではの隙間の無い気密性と防湿性の優れた桐たんすです。
お客様の洋室のお部屋にも大変似合っています。焼桐の仕上げのお色も伝統工芸士のこだわりの仕上げなのです。
引出しの柾目の桐のバランスにもこだわりました。
拡大写真をご覧いただければ、その美しさを感じていただけると思います。
桐箪笥自体の天板の杢目にも美しい無垢の桐材を使用させていただいています。
また 側面もこだわりの美しい無垢の桐材がご覧いただけます。
天板と側面は、桐の無垢を手組みの蟻組手で職人が1つ1つ丁寧に組み上げています。とても難しい作業になります。
右側の組手もご覧ください。
美しい天板でしょう!なかなかこれだけの桐材を使用出来る工房は日本でも少ないと思います。
日本 全国からも桐に関してのご質問やご相談を受けさせていただけるのも
この様な正直な桐たんすをお作りさせていただいているからだと思います。
文章で書くのは簡単ですが、いざ作るとなると本当に根気のいる大変な作業になります。その職人の思いを少しでも代弁したくて日々戦っています。
桐たんすは工房によって作り方が違ってきます。見極めがすごく大切になります。
安心できて何百年の使える本物の桐の箪笥は少なくなってきています。
美しい柾目と職人の仕事の技を感じていただきたく願っています。
右側面の桐材も綺麗でしょう。
このような 桐箪笥をこれからもお作りできるように、いつも お客様が職人を育ててくれているのです。
いつもお届けさせていただいて、自分ながら内の桐たんすはいいなぁと自画自賛しています。
何十年先も同じような桐箪笥をお作りしたいのですが・・・・・
現実は難しい課題がたくさんございます。・・・・
でも仕事1つ1つに、その職人の桐たんすへの思いが伝わってきます。
この底板の桐の杢目をごらんください。幅の広い板目の板がご覧いただけるでしょう。
いい桐たんすは絶対にこの様な板目も杢が入っているのがいい桐たんすの条件なんです。
杢の部分は柔らかくて伸縮にかえって強いため高級な桐箪笥には、この様な幅の広い板目の杢目が必要なのです。
ご存知のない方がほとんどいでしょうが・・・・
また 透き通るような美しい 光沢のある無漂白の天然自然の桐はかけがえのないものです。この材料にするために、2から3年 の月日をかけて桐材を育てているのです。これが私どもの桐箪笥に対する 熱いこだわりの思いなのです。
何処にも負けないいい桐たんすを作る!それが田中家具製作所なんです。
写真は正直だと思います。納品事例もこれだけ詳細に載せれる工房はあまりないとおもいます。いつも安価なほんまもんでない桐たんすとの競争にさらされています。
お客様は価格ばかりで桐箪笥を判断しないで、本当にいい桐箪笥を見極めていただける知識を勉強していただき、目利き出来るように是非なっていただきたいです。
一生以上使えるものなのに・・・・・それが私どもの願いです。
収納家具はよほど何かの理由がないと一度購入すれば、買換えしないはずです。
ですから 最初から使う家具が大切なのです。
これからもこの様な桐たんすを作っていけるように、是非 お客様が応援してくださる事をお願いいたします。
ほんとに引出しもいい香りがします。桐本来の優しい香りです。
よくある、鼻をつくようなちょっと嫌なにおいのする桐箪笥とは全く異なります。
これが本物の桐たんすなのです。この引出しに収納していただければ、必ずお着物や衣類が喜んでいただける事を願って桐たんす作りをしています。
今回もこだわりの桐たんすをご紹介させていただく事が出来ました。
たくさんの桐箪笥の業者様もこのHPをご覧になられていますが、
私どもは、一般のお客様に本当に良い品物の価値を知っていただいたいとの思いだけでこのようにご紹介させていただいています。
もう今の時代で桐たんすなんて、高価で着物も少ないし、着ないから要らないと言われていますが、まだ この日本で最後まで残るまたは、残せる箪笥は「本物の桐たんすだけだと」言う事をこれからもお伝えしていきたいですね!
本物の桐箪笥だけは、何十年 何百年と思いを受け継げる箪笥です。
こんな箪笥は本物の桐箪笥しかありません。
時代を超えて思いを受け継げる事の出来る箪笥が唯一 本物の桐箪笥だけなのです。
どうか皆さんすこしでも桐たんすの納品事例をご覧いただき
桐たんすの良さを感じいただければ有難いです。
N様 末永く大切にお使いいただけたら幸いです。ご注文本当にありがとうございました。