岸和田市のS様のこだわりの大阪泉州桐たんす天丸5段引出し箪笥を納品させていただきました。
岸和田市のS様からご注文いただきました。こだわりの大阪泉州桐たんす天丸5段引出し箪笥を納品させていただきました。
お嫁入り用で丁寧にいい材料で、お作りさせていただきました。
嫁がれる先方(ご主人)様のお座敷に置かせていただきました。
大阪泉州地域は、昔はお荷だしと言うしきたりがあって、家具をお嫁さん宅からお婿さん宅に運んで、その時に親戚の方々に見ていただいたのです、この様な風習が続いていたので、桐たんすの品質や技術が他の産地よりも格段と向上したのです。
美しい バランスの取れた杢目を使用させていただきました。桐たんすの横には、高砂の人形さんの紅白りぼんがかけられたガラスケースがご覧いただけます。
桐たんすの引出しの中に、結納でいただいた打出の小槌をいれさせていただきました。
引出しの内部の幅の広いいい杢目の日本の透き通るような桐材と艶をご覧ください。
それぞれの引出しには、手組み手の蟻組手がご覧いただけます。
この引き手金具は、この様に途中でもとまるので、金具が遊ばなくてカタカタ音がしません。
設置させていただいてから、桐たんす用の油単(綿のカバー)を掛けさせていただきました。
S様の娘さまの絵美さんのお名前を染め抜かせていただきました。
角度を変えるとこの様に落ち着いて工芸品らしさがよく際立ちます。
小振りな人気のあるデザインですが、やはり伝統工芸のこだわりの大阪泉州桐箪笥は、落ち着いた雰囲気を醸しだしてくれます。
この様に日本の本格的な和室に、すごく似合います。
お嫁入りのお道具として、お作りさせていただきました。本物の桐箪笥は今なかなか手に入らないので、きっと何十年何百年とお使いいただけます。
大阪泉州桐箪笥の初音の家具は、年間にお作り出来る数は本当に多くございませんが、こだわりの桐箪笥を残して行きたいと思って、お仕事させていただいています。
本当にお客様がご納得していただける本物の国産の安心で安全な桐たんす作りがわかるよう、これからもホームページでご紹介させていただきます。
S様本当にお世話になりまして、ありがとうございました。これからもどうぞよろしくお願い申しあげます。