職人、粟田秀男が経済産業大臣より表彰されました。
伝統工芸士 粟田秀男が経済産業大臣表彰を頂きました。
副賞は、内閣の紋章「七五桐」が入った立派な銀杯でした。
15歳で田中家具製作所に修行に入り、
当工房で桐たんす一筋、60年!御歳76!!
先代、先先代と三代にわたって、田中家具製作所の
桐たんす造りを支えてきてくれています。
その表彰式が、去る、11月1日金曜日、
和歌山県市民会館において開催された、
第30回伝統的工芸品月間国民会議全国大会で行われました。
表彰式当日は、茂木大臣は欠席のため副大臣の松島みどり先生より、
表彰状が手渡されました。
このような表彰式などあまり経験のない粟田さん、
壇上から降りてくるなり「緊張して、あかんかったなぁ」と、つぶやいておりました。
これを書いていて、思ったのですが、
ぴしっとスーツを着た粟田さんと表彰状の
当日の記念写真を撮るのを忘れていました。
代わりに、
今日の粟田さんです。
今日もせっせと「木取り」の作業。
毎日、毎日、桐箪笥一筋、60年、脱帽です。
なかなか出来ることではありません。
我々、若い者もがんばりましょう!
いや、
がんばります!!