小学校へ大阪泉州桐たんすの出前授業
こんにちは!
工房だよりです。
先日、市内の小学校に大阪泉州桐たんす
普及のため出前授業に行ってきました。
この事業は、大阪泉州桐箪笥製造協同組合が10年以上前から毎年行っているもので、岸和田市内外の小学校に職人が直接出向き、子供達に桐の箱を作ってもらうことを通して、地元の伝統産業や伝統的工芸品について見地を広げていってもらうことを目的としています。
しかし、今年はコロナ渦となり開催中止が多い中、なんとか近くの小学校で開催することができました。
私たち職人の方も、マスク、検温、手指消毒を徹底し指導させてもらいました。
今日は、5年生のクラス
職人にっとってはなれない、生徒たちに対しての授業。なかなか難しいものです。
皆さんおはようございます!
みんな桐の木って知ってる?
しらーん。
からのスタート。
小学生に解かりやすい言葉で、桐の木の事、なぜ桐たんすがいいのかの説明。
続いて、実際に桐の箱を作っていってもらいます。
各テーブルに職人が付き作り方を教えます。
この作業になると、子供たちはいつも楽しそう。
生徒:次どうするん?
職人:ちょっと待っといて!
一度に10人くらいを見るので職人も大変です。
作業の合間にも授業をはさみながら、
職人、伝統工芸士の事
全国の伝統的工芸品の説明などもします。
いよいよ桐の箱ができてくると、
何を入れようかなー。
大事な物いれよー。
宝箱やー!
などなど、うれしい言葉。
丁寧に、大事に作ってくれる子
ペーパー掛けたのしー!
といって、タンクトップになる子
寒いのに...
最後に職人からお墨付きということで
スタンプを押してもらって完成です。
みんな、地元にこんな伝統産業あるの覚えといてやー!
はーい!
大人になって桐たんす欲しくなったらおっちゃんに言うてや!
はーい!
きしわだの伝統産業桐たんす。
桐の箱は中の物を守ってくれる。
大切な物は桐の箱に。
の今日の学びと共に。
最後は、
職人さんありがとう!
みんな大事そうに持って帰ってくれました。