冬はヌクヌク、夏はクタクタの作業
こんにちわ。工房だよりです。
大寒も過ぎ、寒い日が続きますね。
当然ですが、ここ岸和田の工房も寒いです。
ストーブや火の気が恋しくなるこの季節。
今日は、とてもヌクヌクの作業のご紹介です。
その名も「あぶりもん」です。
ちょっと恐ろしい名前ですが、
火の力で桐材の反りやいがみを直していく作業です。
写真のように火であぶってすぐに、ぎゅーっと、反りを直していきます。
屋外での1年~2年のアク抜きと乾燥後の桐の板はどうしても
”いがみ”や”そり”が出てしまいます。
「あぶりもん」前、後の板の状態はご覧のとおり。
まっすぐですね。
これで狂いの少ないたんすに仕上がる訳です!
熟練した伝統の職人技があるからできる。
原木からの仕入れにこだわった,わが社ならでわの工程のご紹介でした。