桐の和棚の洗い替えを、丁寧に直しています。
真夏の暑い日が続いて、工房の仕事も汗だくで大変です。
先日お客様よりお預かり致しました桐の和棚ですが洗いと手直しを丁寧にさせていただいております。
かなり古い傷がたくさん入った、桐の和棚です。
綺麗に手洗いをさせていただき、永年の汚れを落としたあと、よく乾燥させていただいて、
工房で、慎重の削って入れ木や手直しをしてお直しするのです。
傷んだ箇所に綺麗に桐の部材をはめていく、手間暇のかかる作業です。
天板の丁寧に削りなおしています。
中天や引き出しの前も面張りをして、新品のように、入れ木をします。
素晴らしい昔の蒔絵を大切に残さないといけないので、職人は苦労いたします。
割れている扉にも、入れ木している部分がごらんいただけると思います。
このようにコツコツ大切に丁寧に手直しするのが、私どもの洗い替え修理のこだわりです。
綺麗に完成いたしましたら、洗いの納品事例でご紹介させていただきます。