桐箪笥の社長ブログ 和室(座敷)に置いている重たい古い机は唐木(からき)の座敷机と言います。
昔ながらの和室は、お座敷と言いました。そのお座敷に置かれている幅1500mm奥行900mmぐらいの大きな机の事を座敷机と言います。
その座敷机の中で紫檀材や花梨材や黒檀材でお作りされた重そうな座敷机の事を総称して、「唐木の座敷机」と言います。
その唐木の座敷机はどんなに傷んでいても、私どもで新品同様になおすことができます。
重くて汚くて割れているから捨てられる方がたくさんおられます。とてももったいなくで残念で仕方ありません。
数か月かけて傷んでいる箇所をなおして、漆をかけなおします。すこし大変な作業になるので、今ではなおしてくれる工房が無くなっていますが、私どもではまだなおせせるのでご依頼がございます。
なおせる事を知らない方が多いので捨てられるのですね。このブログをご覧の皆様は是非お知り合いの方に教えてあげてください。
せっかく昔の唐木職人が手間暇かけてお作りしたいい材料の唐木の作品が捨てられている現実はとても残念です。
これだけ傷んでいる唐木の座敷机も私どもで修理すれば
このようになおせます。信じられないでしょう。同じ唐木の座敷机なのです。詳細は納品事例に掲載するようにいたします。
これが私どもの仕事になります。
持続可能なSDGsな社会を昔から日本人は継承している事を、皆さん誰かに伝えてあげてください。
もうすぐ、なおす職人がいなくなれば、出来ない仕事になります。昔の家具を大切にしてあげてください。お願いします。