桐タンスの社長ブログ 覚えておいて欲しいですが、金庫の内部には桐が欠かせなかったんです。
今の金庫では大切なものを守ることは出来ません。なぜなら金庫には耐用年数があるからです。みなさんご存じないのです。鉄製の金庫に入れて置けば安心だと思っている日本人が多くてとても残念です。一般的には20年といわれていますが、それ以下の10年だとも言われています。それも厳しい試験に合格した商品でないとあてはまりません。
金庫の内部に使われている気泡コンクリートから水分が気化するために耐火性能が無くなってくるのです。
なのに多くの日本人はあまり価値の無い金庫を持っています。処分するのも大変費用がかかります。
このように昔の金庫の内部には木材の中で一番熱伝導率が低い桐材が使われていました。とても貴重な桐箪笥だったのです。
でももうそのような金庫は、大量生産する金庫には非効率な為に、今は全く作られていません。とても残念です。
分厚い桐材の無垢材だけで作られた気密性防湿性のある私どもの箪笥が今注目されています。桐の金庫とも呼べる私どものショールームでしか見れない商品です。