伝統工芸を知ってもらうために小学校の出前授業に行かせていただきました。
日本の伝統である和家具を代表する大阪泉州桐箪笥の事を少しでもお伝えしたくて、小学校の出前授業に行かせていただきました。
枚方市立東香里小学校のS先生から「是非うちの生徒に伝統工芸のお話をして欲しい」とお願いされて、長男と一緒にお伺いさせていただきました。
あらかじめ生徒さんの用の資料を用意して、実物の桐箪笥の小物の引出しを一緒に持って伺いました。
図書室で5年生約60数名に、大阪泉州桐箪笥の歴史 桐箪笥の特性 和家具と洋家具の違い 今後の伝統工芸の未来 世界に誇れるSDGsでサスティナブルな桐箪笥の洗い替え修理の凄さなど、お話させていただきました。
生徒の皆さんもとても驚かれていました。今までの人生で和家具の桐箪笥に触れた事がなかったからです。それだけ本物の桐箪笥は日本に無くなってしまったのです。隙間のある中国製の大量生産される桐箪笥ばかりで本物に触れる機会がないのが寂しい限りです。
興味深々でお話を聞いてくれて、質問してくれたり、実物の引出しを何度も開け閉めして気密性のすごさにびっくりしていました。
とてもいい思い出になったと思います。
そのことがとても大切であるから時間をあけてこのような機会に国の伝統工芸品に認定されている大阪泉州桐箪笥の職人の凄さを伝えています。
人前でしゃべれるような言葉使いも苦手な私ですが、本物の桐箪笥の良さを少しでもお伝えしたくて・・・・・・
今回はとても生徒さんも喜んでもらって本当に良かったです。遠方に伺った甲斐がございました。S先生ありがとうございます。