桐たんすの社長ブログ 新しい油単(桐たんす用のカバー)を作らせていただきました。
桐箪笥は砥粉仕上げという独特の仕上げ方で作られています。その桐箪笥を紫外線やほこりから守ってくれる綿のカバーの事を、油単といいます。油単は消耗品で日当たりの良い部屋に置いたら数年で色があせたりいたします。何十年たてば新しく買い替えをお勧めします。
その油単ですが、単に桐箪笥の幅、高さ、奥行でお作りするのではなくて、桐箪笥のデザインや金具の出方、台の形状などを考慮して縫製する寸法を決めます。そうでないとうまくいきません。
今回も私どもにご相談いただけて、寸法をアドバイスさせていただいて縫製いたしましたので、大きすぎず取り扱いしやすいようにお作りすることができました。桐箪笥用のカバーをお作り出来るお店も本当に少なくなりました。インターネットではまだたくさんのお店が油単の注文を受けていますが、その品質を疑います。生地や染めの悪い粗悪品の外国製の油単が平気で販売されています。
もっと消費者にお方が賢くならないといけません。縫製の仕方や品質など見極めれる事が大事です。是非 私どものような実店舗で見本が見れるお店で注文される事をお勧めいたします。今回も綺麗にお作り出来て本当によかったです。
ゆたんのご相談も072-443-8835(代表電話)またはメールかラインでご連絡ください。