小学校に伝統的工芸品大阪泉州桐箪笥の出前授業に行かせてもらいました。
昨年より小学校のY先生から4年生で伝統工芸品を勉強するので、大阪で国から伝統的工芸品に指定されている大阪泉州桐箪笥の事をお話にきてくれませんか、と熱心なお誘いをいただきました。その熱意にお応えしてある小学校の4年生の生徒さん全員に大阪泉州桐箪笥の様々な事をお話にその小学校にいってきました。こどもたち全員にお手製の冊子のような資料をお作りました。それをもとに、泉州の桐箪笥の歴史からその作り方や桐箪笥の特徴や良さなど、また古い桐箪笥を再生する洗い修理修理のお話や、和家具と洋家具の違いや、SDGsでなおかつステナブルな事など、様々な事についてお話させていただきました。
実物の引出し箪笥も実際にさわってその引出しの感触や良さを実際に体験してもらいました。
こどもたちも生き生きとした目で初めて見た桐箪笥に興味深々でした。桐箪笥職人の技術の高さやその技の凄さを初めて体感してもらって、すごく有意義な時間だったと思っています。あらかじめ泉州桐箪笥の事を勉強してくれていたりして、とても嬉しかったです。
このこどもたちからもすごく有難い言葉をたくさんもらって、あらためてこの伝統家具をなんとか残さないといけないなっと、勇気をもらいました。
ほんの少しでもこの体験を覚えておいてくれたらと願うばかりです。このような機会をいただいたY先生本当にありがとうございました。
また是非多くのこどもたちに伝統的工芸品の大阪泉州桐箪笥の良さをお伝えしたいとおもいます。