桐箪笥の社長ブログ 和家具はどんなに傷んでいてもなおせますが、洋家具はなおせません!
和家具はどんなに傷んでいても、職人がいればなおせます。洋家具はなおす事ができません。ここに大きな違いがございます。
和家具を代表する箪笥には桐箪笥や楢材や黒檀、紫檀、ケヤキ、桜、の無垢でお作りされた箪笥がございます。和棚や座敷机、文机、花台や高台もそうです、どんなに傷んでいても職人がおれば、費用はかかりますが、綺麗になおしてお使いいただけます。
洋家具は表側に使われている材料は場合によれば手直しができますが、箪笥本体は洗えたり、濡らしたり、部材を交換したりできません、どんなに高価な洋家具でも新品のように蘇らすこてはできません。また費用をかけてもそこまで修理する価値がないのが現状です。
和家具は何百年と日本古来から引き継がれた修理可能な家具です。国連が提唱しているSDGsでサステナブル(持続可能)な収納家具です。
昔の日本人はすでにその事がわかっていて、資源に乏しい日本において、家具を大切にながく使う前提で作られていたのです。
洋家具の歴史は日本の人が購入できるようになったのは、ほんの50年ほど前からです。その間にもの凄いスピードで和家具から洋家具へのシフトが始まり和家具がなくなってしまいました。使い捨ての文化に変化してしまいました。
それは企業が使い捨てでないと、企業活動が成り立たないからそうしてしまったのです。消費者がいいのもをながく使ったら企業活動の妨げになるからです。
昔の日本人がものを大切にするという、とても良き考え方を変えてしまいました。とても悲しく、残念なことです。
もう一度和家具の良さに気づいてもらはないと、SDGsでサステナブル(持続可能)な収納家具は日本から無くなってしまいます。