近くの方が、自分で洗った昔の桐の文机をお店に持ってきました。その後のブログです。
とても嫌な言い方をされるお客様だったので、もう断ろうとよっぽどおもったのですが、その桐の文机を見ていると、なんだかこのままじゃかわいそうに思ってしまいました。
お客様はいやな方ですが、桐の作品に罪はないので、ぐっと気持ちを我慢しました。
その文机を見ると多分ですが、昔ながらのいいお家にしかないような桐の文机です。多分このお客さんは旧家にお住まいで、昔ながらの地元の有力者だと思います。ですから余計に嫌な気持ちになります。お金持ちの人ほど偉そうで、言葉づかいが悪い方が泉州にはおられます。土地柄ですが本当にいやな気持になります。
でも桐のぶみ机をどうにか助けてあげたいので、費用の話もしてなんとか無理して引き受ける事にしました。その桐の文机が出来上がりました。
やはりプロの仕事は違うのです。
これぞSDGsでサステナブルな仕事です。
もっと桐箪笥を代表とした、和家具を見直して欲しいです。(再生可能)
うちの職人はやはり仕事が丁寧で綺麗です。この桐の文机もとても喜んでいるように思います。
お客様は好きになれませんが、古い桐の作品をなおせた事はとても良かったと思います。
これでまた大事にお部屋に置いてくれるでしょう。あえてお客様にお渡しした時のコメントは紹介させていただかないようにします。