他人から見ればただの汚い古い粗大ごみのような箪笥でしょうが、お客様にとっては大切な思い出のある箪笥なんです。私どもはその大切な思い出の箪笥をちゃんと綺麗に蘇らせてあげる使命があります。その為に１００年以上も職人をかかえてこのお仕事を続けている意味があるのです。

ほとんどの方が、直すことが出来る古い和家具を粗大ごみに出して処分されています。とても残念で、悲しく思います。和家具はなおそうと思えば、綺麗になおせます。是非その事を知っていただきたいのです。とてもSDGｓなサスティナブルな家具なのです。

その事を知ってられるお客様はどんなに傷んでいる箪笥でも私どもにご相談いただいて蘇らせていただくお手伝いをさせていただいています。
ですから私どもの職人は古い箪笥を大切に取り扱います。
自分のおばあちゃんやお母さんが使っていた箪笥だと思って作業をします。その思いが仕事（作業）に表われるのです。
それが田中家具製作所の洗い替え修理の考え方なのです。