「日本の家具とは、・・・・・・・」
昨日来店されたお客様から、「今家具売れないでしょう」って、言われました。
でも家具って、なにを基準に家具っていうのでしょうか?
ニトリやイケヤで販売しているのも家具です、初音家具で販売しているのも家具です。
すべて家具と言うカテゴリーとして扱われます。
それは、いい家具が売れないと言う事でしょうか?それとも以前よりは、数が売れないと言う事でしょうか?もちろん昔より数は、売れていないと思います。
お客様には、いちいち反論はしなかったのですが・・・
「実は、いい家具は、家具専門店では、売れています。」・・・・・
私は専門店であるべき家具店に於いては、品質や機能がすぐれている製品に対してのお客様の購買力は、変わっては無いように感じます、むしろいい家具を、お買い得な価格で購入したいと思っているお客様が沢山おられるように感じています。
全国の一部の家具店の経営者様が、低価格の輸入品の台頭に経営方針を惑わされて、お店の本来あるべき姿を見失っているように思います。
インターネット販売や折り込みチラシやアウトレット業態でないと売れないように思っている
家具店経営者が多いようにお聞きします。
いい家具をどこで買うかと言う流通の仕組みが変わって来ている事は、認識しなければなりません。町の家具店が減ってきますが、必要とされているお客様がいらっしゃいます。
これからは、いかにこだわった製品や他店ではない差別化された製品を取り扱い、
お客様にその商品の良さをきちんと説明できるお店であるかが大切ではないでしょうか、
確かに低価格商品には、脅威を感じる事もありますが、
「日本の家具」は、だれもが長く使えて、使い心地のいい、思い入れのある品物でなければならないと思います。
そういうこだわりの家具を、お作りしたり、デザインや素材が優れた製品をご紹介させていただく事が、家具専門店としての使命だと信じて、日々お仕事させていただいております。