桐箪笥の社長ブログ これは春木旭町のだんじり関係のすごいものを見せていただきました
友人から こんなのあるんやけど いらん?かな 電話があって
その友人の家に見にいきました
これです 古い箱に ふきちり と書いてます
だんじり祭りを知っておられる方以外はなんのことかわからないと思いますが
ふきちりとは だんじりが本宮の日に神社に行くときにだんじりの後ろに後ろ旗の代わりに
このように真ん中つけるものをいいます
宮入の時にだけ つけます
それが こんな箱に フキチリとカタカナで書いてます
中を開けると うわぁぁぁぁぁぁぁ
ほんまに ふきちりが入っていました 広げるとかなり 大きなものですよ
なんで こんなのあるんやと聞くと 春木旭町の古いだんじりの時のふきちりでその時に抽選に勝っていただいたそうなんです
いやぁ 懐かしい ほぼ30年ぐらい前のものです
友人は これいらんかなと聞いてくれましたが わたしも家に飾るわけにいかないし
店にも飾れないので・・・・・・
また 桐のしっかりした箱に入れておれば保存状態もいいのですが
こんな 紙箱に入れていたことで、高価な絹が黄ばんでいます残念な保存状態でした
こんな時にこそ 気密性のある私どもの 桐箱なら 湿気からまもれたのに・・・・・・・
また その箱にはこんなものが・・・・・
最初 わたしは何かわかりませんでしたが・・・・・
友人は交差旗やんと言いました
こんな 縮緬(ちりめん)の生地を昔のだんじりはつけていたのか 記憶が定かではありませんでした
それが 交差旗としたら懐かしいです これはいただいてもいいかなと少し思いましたが
これも 保存状態が悪いため(湿気のため)にこんなに橘紋が黄ばんでいます
これも誠に残念です
交差旗とは 昔だんじりの前につけた旗のことを言います
わたしもこんな縮緬の生地(高価な生地)の交差旗をつけていたのか記憶が消えていました
これも いただいてもどうしようもないので 友人には丁重にお断りさせていただきました
その後 証拠の写真が友人から送られてきました
おう 歴史的なお写真です
もっともっと 小さな時から春木旭町のだんじりを曳いてきましたが、懐かしい写真です
今では大きなだんじりを平成3年に新調していただきましたが
昔のだんじりは小ぶりなだんじりでした でも曳いてるものにとっては楽しい愛着のあるだんじりでした
今 その春木旭町の昔のだんじりは高石市の高師浜で活躍してくれています
こんな タイムスリップするような貴重なものを見れて感動しました
私の人生の歩みを感じれたひと時でした ほんとに K君ありがとうございます