桐箪笥屋の社長ブログ 昔のとても素晴らしい桐たんすの洗い替え修理のご依頼をいただきました。
あまり皆さんが関心がないのか、考える事もされないのか?残念ですが答えを言います。
この桐箪笥の答えは、
「三味線たんす」です。
すごいでしょう。
「三味線を収納する為にお作りしていた桐たんすです。」
大切な物は昔から本物の桐箪笥に入れておくと、調湿効果や防虫効果があり中の品物を大切にお守りするのが桐箪笥です。
左側のガラスの部分にはこのような三味線の教本を並べるための御道具です。
今は偽物の桐箪笥が多くて、桐もどきの箪笥に入れていても、カビや臭いの被害に合います。
本物の桐箪笥とは違います。
この時代はそのようなシート張りの桐風家具や中国材桐材もない時代で、安心してお使いいただける桐箪笥だから修理や再生ができるのです。
正解された方がいなかったですが、
それほど貴重な桐箪笥なんです。
桐の三味線たんす 是非 覚えておいてください。
70年前に三味線を習っていて、三味線を大切にしたいと言う思いが込められた桐箪笥です。
ご依頼いただいて、少し違う桐箪笥に甦らせていただきますね。