家具 大阪 革のセミナー勉強会 奥深い内容で、!
本日 革の勉強会がございました。
革のソファーを販売するプロとして、必ず分かっておかなくてはならない勉強会です。
下の写真は、同じ革で、加工の違いや、染料や顔料の仕上げ方を比べれる見本です。
革が皮から革になる工程 なめし工程 仕上げ工程 の種類や方法など、奥深ーい内容です。
ルーペを使用して、革の表面をみてゆきます。いい革とそうでない物よくわかります。
今 悪い革をよく見せる技術は、恐ろしいほど優れています。
革本来の厚みは、上記のように、10mmぐらいあるのは、ご存じですか?
上側の部分が最もいい箇所で、乳頭層という部分です。七分の一ほどの箇所です。
毛穴のある乳頭層の表面を「銀面」と言い、いい革のソファーは、この銀面革で作られます。
後の七分の六は、網状層(床革)と呼び強度がなく型押しして、沢山のソファーに使用されます。
下の写真は、同じ革で、加工の違いや、染料や顔料の仕上げ方を比べれる見本です。
革の見分け方は、本当に難しいです。
本当に、革の質を判断するには、その使用されている革の断面を、ルーペで見て判断します。
革の断面を見れば、すぐわかります。
でも製品にされているソファーの革の断面なんて、見る事ができません。
柔らかいから、固いから、では、全く革質に関しては、判断できません。
床革に型押しをして、顔料をつけた、高級ソファーが市場に氾濫いたしております。
プロでもごまかされます。
凄い 世界ですね、怖くて革のソファーなんて、お客様が買えませんよ。
なにを信じるか?
それは、革の事を説明できる私のような販売員から購入すれば、少しは安心ですよ。
革のお手入れの方法など、すごく内容の濃い勉強会でした。