こだわりの桐箪笥の社長ブログ 寒い日の屋外で行う桐箪笥の洗いの作業は大変ですが、もうすぐ暖かくなります。
(自粛要請されるまえの記事になります。)
寒い日の屋外で行う桐箪笥の洗いの作業は大変です。
金具を丁寧に外してから、屋外で
この様にお湯を沸かして全て綺麗に洗います。
今ではこの作業はとても大変なのと一度洗った後によく乾かしたりする時間も
省きたいので、この作業を行わない洗い業者がたくさんもあります。
(私どもからすればとんでもないことです)
私どもの桐たんすの作り方もこだわって昔ながらの
方法で行いますが、
この洗いの工程が大切でこのように本当にお湯で洗って何十年 何百年の汚れや埃りを取り除くのです。
冬の寒い日や、夏の暑い日もたいへん過酷な作業なのです。わたしも若い頃同じ作業を行いました。
4代目になるの私の息子も頑張ってくれています。
将来この修行が自分の為になるはずです。
なんとか、技術を伝承して欲しいです。
なんとか彼の時代まで桐箪笥の仕事を残してあげなくてはと・・・父も頑張ります。