日本の桐箪笥の社長ブログ 新型コロナウイルスの影響で日本製の桐箪笥が見直されています。
新型コロナウイルスは市中感染と言う
新たな感染が報道されていて、
本当に今までの病気とは全く違う展開になってきて
とても不安です。
この影響で中国の都市が封鎖されていて、
大変な状況になっています。
日本のマスコミで報道されている以上に
現実はとてもとても深刻さを増しています。
私どもの桐の家具(たんす)の業界は、
日本の桐箪笥と表示していても中国桐を輸入してそれを加工して桐箪笥を作っている工房が沢山あります。
幸い私どもの、こだわりの日本の桐箪笥は
そのような中国桐材は使用してません。
桐へのこだわりがあるので、コストも高くなり、
とても儲からないですが日本の原木から製材 乾燥まで自社で行っています。
本物の桐箪笥はこうあるべきものだと思って、
日本の寒い気候の桐材にこだわり桐箪笥作りを続けてきました。
ですから中国から輸入されている桐箪笥や桐材とは、
全く違う品質の日本の桐箪笥なのです。
日本のほとんどの消費者の方々は全くご存知ありません!
今回の事で、
あらためて今回すこし見直されてきました。
国産の問い合わせが増えています。
日本の伝統工芸品に指定されている桐箪笥でも
平気で中国桐材を使用して作られている桐箪笥がありますが、
私どものような、こだわりの日本の桐箪笥が初めて
日本の人から注目されています。
安心で安全な伝統工芸品です。
ひたすら本物の日本の桐箪笥にこだわって耐えて続けてきた
意味があります。
生産出来る本数は少ないですが、私どものような工房が日本に無いといけないと思って仕事を続けています。その思いを少しでも知っていただければ嬉しく思います。