日本の伝統的工芸品を作る桐箪笥の社長ブログ 桐の箪笥に絵が描かれている絵の事を「蒔絵(まきえ)」と言います。大切な伝統技法なんです。
蒔絵とは桐の生地などに、絵を描く事が出来る素晴
らしい伝統技法です。
ほとんどの日本人が蒔絵(まきえ)の事をご存知ありません。
なんとか知って欲しいです。
いま蒔絵の桐箪笥をお作り出来る工房は私ども以外にはもうお作りできないかもしれません。
それだけ技術が要る仕事なのです。
この様に蒔絵細工は美しいかけがえのない技法です、
是非 このblogをご覧のお客様にお伝えしたいです。
桐の生地の上に漆芸作家の手によって、1から2ヶ月かけてまき絵を描いて(おいて)いきます。
木地に完成後 工房で着色するのですが、その工程は無地の桐箪笥とは違い、複雑で
かなりの時間と技術を要する作業になります。
その為、技術のない工房では出来ません。
美しい日本の伝統美がまた、ここにあります。
日本人の粋を感じていただけます。
緻密な職人仕事が分かる工芸品の桐箪笥です。
このような蒔絵入りの桐箪笥も、もうなくなりつつあるのが、今の現状です。
こだわりの伝統工芸がいつまで残せるのか!
いかにこの技術や技を後世に残していけるのかは、
今いてくれているの日本の人にかかっています。
とても美しいでしょう。
もう この様にご覧になる事も少ないと思います。
是非、その伝統技法を守っていけるよう、
絵の入った(蒔絵入りの)桐箪笥を購入してください。
お願いいたします。
日本のこだわりの蒔絵とこだわりの桐箪笥の事を是非知ってください。
たまに私どもに蒔絵の(絵の入った)桐箪笥の洗いや修理依頼の連絡がきます。
それはもうその仕事を出来る工房がないからお調べになられて、連絡をいただきます。
このような、蒔絵の入った桐箪笥を洗い替え修理出来る工房は一流の工房の証なのです。