桐箪笥の移動
岸和田市のK様より、お嫁に持ってこられた桐のたんすを、2階の洋室から、
1階の和室へ、移動させて欲しいとのご依頼がございました。
他社の桐たんすですが、
私どもの、ホームページをご覧になっての、ご依頼です。
桐の箪笥は、専門の業者でなくては、傷をつけられたり、汚されたりするみたいです。
安心して、運んでいただく所が見つけにくいのが、現状です。
まず桐箪笥が、柔らかい木であるのも知らない運送業者さんもおられ、たびたびトラブルになっています。
そんな傷がいったり、汚れたりした桐たんすが、私どもの工房に入ってきて、
洗い替えや、修理をさせていただいたり、してますから、よく現状がわかるのです。
今回、お盆や引き出しは、お着物を入れていただいたまま、
階段でおろさせていただきました。
桐の箪笥を、巻だんで傷がいかないように梱包してから、上台と下台は、階段で下せました。
中台は、2階の外階段を利用して、移動する事ができました。
和室に置かせていただいて、平行バランスを保つために、台輪の下に、桐の敷板をひいて、左右のころびや、前に傾いていないかチェックして、1時間半の作業を終了いたしました。
大切な、桐たんすなので、ちゃんと移動させていただいたので、良かったです。