こだわりの桐箪笥の社長ブログ 粗悪な桐箪笥の洗い業者にはご注意ください。
先日からお客様より、桐箪笥の洗いのお見積り依頼をいただき、お伺いしてその桐箪笥を見させていただきますが、なんと一度粗悪な洗いをされた桐箪笥の洗い修理をされた桐箪笥に出会います。
この様に色がグレーで粉をふいたような仕上げです。
これは私どもがいつもさせていただいている
本物の桐箪笥の洗い修理ではありません。
こちらの桐箪笥も可哀想な状態になっています。
このブログを見ていただいている同業者さん、このような桐箪笥の洗い修理をやめていただけませんか、桐たんすがかわいそうです。
適当な安い価格や高額な価格の割に技術が無い、いい加減な仕事をされていて、心がいたみませんか!
今はインターネットでいい情報や悪い情報が手に入る時代です。
お客様も事例を良くみていただいて、判断されるといいと思います。
後日 粗悪な洗い修理の詳しい紹介をさせていただきます。
この様なひどい修理をされた桐たんすの洗い修理依頼を依頼されるのは、私にとっては大変嬉しい事です。(職人泣かせですが)
この様に、再びご縁をいただき、この桐箪笥が「元の状態に戻して欲しい」と言っているように感じるからです。
もう一度チャンスをいただいて、この桐箪笥を私どもの工房なら
ちゃんと元に甦らす事ができます。
でもこれから先、私どものようなこだわりの工房は無くなっていきます。それだけいい職人がもう日本で育ってこないからです。
でもやれる限りは全力でやらせていただきますが・・・・・・