こだわり桐たんすの社長ブログ お荷だしの用意!
お荷だしの用意とは? 大阪泉州地域では昔はお荷だしと言う風習がございました。
お嫁入りが決まって、結納が済んでから結婚式の挙式の前に、婚礼の家具をお嫁さんの実家から、お婿さんの実家または新居に家具を運び込むことを、お荷だし(荷だし)言います。
荷だしをするとは、お嫁さんの家から荷物(家具)を出すと言う意味で、「荷だし」と呼ばれています。
何十年が前までは、大阪泉州地域でもほとんどの皆さんが、荷だしをされていましたが、最近は本当に少なくなりました。冠婚葬祭の仕方が変わってきたからです。
この度お客様のご要望で、「お荷だしをさせていただきます。」
お荷だしは、紅白を使って、道具やお布団などを飾って先方(婿様)様にお荷物(家具等)をお届けする事です。
その為に私ども家具専門店では、必要になるものがございます。
それが、車の周りに付ける幕や荷だし用の法被(はっぴ)です、そして 紅白のさらしや紅白リボンも必要になります。
久しぶりなので、幕も法被も倉庫からだすとこの状態
管理はわるくはないのですが、時間がたてばシワが寄ってしまいます。
そのお家にとっては大切な行事になるので、綺麗にしないと・・・・
人数分 アイロンをあてて、シワをなくします。
法被の襟には、普通は家具店の名前を大きくいれるのですが、
そこは、上品な初音家具の場合は、鶯(ウグイス)のマークだけです。それもわたしどものこだわり
背中は寿の文字です。
この法被を着るとまた心が新たになります。気合いが入ります。
ただ襟の部分が少し年期が入ってたので・・・・
急遽 小学校の裁縫道具を取り出して応急措置!
茶色の糸がありません・・・・仕方なく黒糸で・・・・
この年になると、小学校の家庭科5の腕前(その当時は5段階評価)を発揮、家庭科が一番為になってるかも・・
見事な出来栄え! シワの幕もアイロンがけ・・・・
なんでもこなすのが社長です。
これで、完璧に荷だしの準備オッケーです。少しでもいい状態で初音家具らしい、お荷だしが出来るようにする事が私どものお世話になったお客様への心配りです。
これから荷だしのトラックも綺麗に掃除します。
そのお荷だしの様子の社長ブログは後日紹介いたしますね。
荷だしのやり方の事ならなんでもご相談くださいね。