大正ロマン漂う邸宅 こだわりの内装
今日は、桐のたんすの別誂えのご相談で、お客様のご自宅を訪問させて、いただきました。
その内装のすばらしい事に、感動いたしました。調湿を考えられた、桐の天井板
お座敷を洋間に改装され、ロフトもお作りになられた、モダンなお部屋。
電灯器具や、欄間も昔のままで、心地よい空間のお部屋です。
こだわりの建具から見る中庭は、なんとも言えない落ち着きがございます。
丁寧に彫られた、お座敷の取り合いの桐の欄間(らんま)も見事です。
その当時のお座敷の建具に入ったハートのすりガラスには、驚きました。
こだわられた、職人の丸窓は、お客様の強いご要望で、お作りされました。
デザインもすごくきれいで、すばらしい出来栄えです。
引き戸を閉めると、「ぱん」となる音にこだわった建具だそうです。
お家は、大正時代に建てられたという事で、今でよく言われる、
その当時の大正モダンな職人さんの粋を、感じますね。
ほんと、伝統の技と歴史を感じる住まいは、なんとも心地よい!
これぞ、日本の文化ですね。
桐箪笥の工房として、このお家に、当社の桐たんすを、置かせていただける事は、
本当にありがたくて、
お家の職人さんにも、負けないような、桐の箪笥をお作りさせていただきます。