こだわりの桐たんすの社長ブログ 絵がついている桐たんすは?洗い修理できますか?
お客様から、うちの桐たんすに絵がついているのですが?洗い修理できますか?
と 問い合わせがございました。
桐たんすに施された絵のことを、「まきえ」といいます。漢字で蒔絵と書きます。
蒔絵は日本古来からある伝統の技法で色々な工芸品に描かれてきました。
でもこの「まきえ」と言う言葉も今の若い方はご存知ありません。
それだけ身近なものではなくなってきているのですね。
今では桐たんすをお作りしている工房でも、蒔絵の桐たんすを作れる工房は限られています。
上品な桐たんすに蒔絵をいれますと、さらに高級感と華やかさが増して、最高級の桐たんすになります。その蒔絵が細かい絵柄ですと仕上げる作業もすごく手間暇がかかります。
熟練の職人でしか出来ない技がございます。どうですがすごく綺麗でしょう!
これが 初音の家具 大阪泉州桐箪笥の蒔絵入りの桐箪笥です。
このような蒔絵の桐たんすはこれからはつくれなくなります。
何十年 何百年後に工芸品として価値の高まる桐たんすです。
この蒔絵の桐たんすも、何十年 何百年先でも私どもなら洗い修理ができます。
今 蒔絵の桐箪笥の洗い修理できる工房が無くなってきています、ですから私どもの工房への依頼があるのです。
古い蒔絵の高級な桐たんすの洗い 修理なら田中家具製所にお任せください。
むかしながらの特別な技で、丁寧に時間をかけて美しく甦らします。
この様に洗っても、蒔絵が落ちる(なくなる)事はありません!
でも桐の傷んだ部分を修理するのに蒔絵があれば大変難しいです。
この技術は他の工房では出来ないと思います。
この様に美しく洗い修理できます。
蒔絵を傷めることなく、再び甦らす私どもの技術を知っていただければ幸いです。