桐たんすの社長ブログ 良質な桐の木を買付け製材して1年から2年屋外で雨にあてて乾燥させていい桐タンスの材にします。
この秋も工房にいい桐の木を買付ました。日本のいい桐材を仕入れました。
いい杢目の桐材です、新しい桐材はいい香りがします。このように間隔をあけて立てて乾かします。
色も真っ白で美しい木肌です。製材後すぐの新しい木はみずみずしくて重さもあります。
1年半から2年この様に立てて、雨 風をあててゆっくり乾燥させます。
雨にあてる木は桐材だけではないでしょうか?
この桐材は2年先に、大阪泉州桐箪笥の材料として使用します。本物のいい桐箪笥をお作りするのには、絶対に欠かせない工程です。
このように、原木を仕入れて、使用するところに合わせて製材をして自工房で材料管理を行う工房は日本でも少なくなっています。
年々 日本の桐材も良材が少なくなってきていますが、出来るだけいい桐材は相応の対価を出しても仕入れなければなりません。いい桐箪笥には、いい桐材が欠かせません。
この手作りで時間のかかる作業がいい桐箪笥を生みます。桐たんす作りは時間と手間暇がかかる仕事です。
これからもお客様に喜んでいただけるように、こだわりの日本の桐箪笥を作り続けていきたいです。