こだわりの桐たんすの社長ブログ 松山の桐たんす・・・・蒔絵入りの逸品です。
先日もお伝えいたしましたが、また 今回も桐の松山の蒔絵入りの桐箪笥の洗い修理依頼がございました。
神戸方面のお客様からのご依頼で、伺いました。
これはさすがに「桐の松山」と言われた素晴らしい桐箪笥です。
私どもでしか手直し出来ない桐たんすです。
細かな生地蒔絵が見事です。また この時代の素晴らしいバランスの前板の柾目も最高です。
のびやかな竹の成長が縁起のよい蒔絵が施されています。
蒔絵の桐たんすの洗い修理は、私どもの田中家具製作所の熟練の職人でしかなおせません。
最高品質の証である松山の証紙が貼られています。かつて私どもも松山家具の下請けとして仕事として鍛えあげられました。
さすが神戸のお客様です。いい桐箪笥をお持ちになっておられました。
引き取りにお伺いさせていただいたマンションの床が素敵だったので、一緒にご紹介させていただきます。
本場イタリアから職人を連れて来て作られた床なのです。下はエレベーター前のデザインです。
イタリアの職人の手作りのモザイクなので、すべて手作りならでわの味わいが随所に感じられます。素敵です。
意匠の外側に作られた年とそのイタリアの職人さんのサインが嵌め込まれています。
1993年に作られたんですね。
さすがにこだわりの桐たんすを所有されているお客様はお住まいもこだわりのマンションにお住まいになられています。
私ども泉州地域ではあまり拝見させていただく事のない建物でした。
工房にて丁寧に綺麗に洗い修理させていただきます。ご用命ありがとうございました。