桐ばか日誌の社長ブログ こりゃひどい桐たんすの洗い修理事例!
先日 お客様の自宅から以前に桐たんすの洗い修理をしてもらったと言う桐箪笥をいただいてきました。まぁ なんて ひどい洗い修理なんでしょう。
このブログをご覧の皆さまにあえて、ご紹介させていただきます。
お客様より引き上げてきた粗悪な洗い修理された桐たんすです。
こんな汚い仕上げと修理でお金もらったらあかんでしょう!
こりゃ 素人の仕事で・・・職人じゃありません。
傷や隙間もおかまいなし、適当すぎて桐たんすが可哀想!
今でも 平気でネットでこのような業者が注文をとっています。
ホントにお客様は実状をちゃんと見れば、怖くて出せないはずですが・・・価格が安けりゃ 依頼するのからだめなんです。!
いい桐箪笥も台無しになります。ひどいお仕事ぶりです。傷をなおさないでそのまま仕上げているので、戸にも沢山のとの粉のにじんだ形が付いています。
また背中の板も驚き!です。裏面は
しなベニヤ板を割れた樅の無垢の背板の上に貼り付けています。
そしてその しなベニヤ板を金釘で打って取り付けています。
これで修理なら・・・・・簡単ですね!
こんな仕事・・・・・・本当に最低ですね わたしどもでは考えれません!
同業者として、かなり腹立たしく思います、この程度の仕事なら注文を受けたらあかんでしょう!
なんでもありですか?
これが 現実ですねもっとお客様が賢くならないと、こんな業者に騙されるお客様にも責任があります。
工房選びには絶対に気を付けてくださいね。今でもインターネットの中ではこの様な業者が沢山ございます。
納品事例や比較写真を良く見てください。そしてその工房がどんな思いで桐箪笥に向き合っているかをちゃんと判断されれば、この様な業者を選ばずに済みます。
一度こうなった桐箪笥を元に戻す事も大変費用と時間のかかる作業になります。
桐箪笥の洗い修理の事でわからない事があれば、お気軽に 私どもにご一報ください。072-443-8835(代表)