桐たんすの社長ブログ 春木旭町入魂式 お披露目曳行で使用する 駒の準備!
13日 修理入魂式 お披露目曳行に使用する、新駒をだんじりに準備しています。
ほとんどのブログをご覧の皆さんはご存知ないでしょうが、その天気に応じて履く駒が違ってくるのです。
春木旭町は、前駒は、前梃子が管理しています。駒の管理は各町によってどこの団体や部署が管理するかは異なります。
入魂に向けて最善の状態で駒を管理します。私もその部署の時は駒の状態には神経を使ったものです。
だんじりの前部をジャッキアップして作業を行います。
だんじりはたった1日、2時間 曳くために昨年より新駒の買い付けから管理に至るまで、祭礼関係者が時間と準備をかけてその日をいい状態で迎えることが出来るように最善の準備をします。
今年 足回りもすべて新調しました、駒に付けるドビと言う部品が下の写真ですが、
角ドビから丸ドビに一新しました。
ころがり抵抗を安定させてより理想的な曳行が出来るように、考えられたドビです。
車で言う足回りのホィールによっても運動性能が変わってくるのと考え方は同じです。この足回りの良し悪しがだんじりの曳行にすごく関わってきます。
この春木旭町の足回りは、村上鉄工所の村上善一社長(写真上)がすべて担当してくれています。
彼は他町のだんじりの足回りからだんじり金物に至るまで、日々勉強しながら新しい技術を取入れてくれます。
いかにいい状態で駒の性能を引き出せるかを考えて作業してくれます。
ブレーキの踏みしろや調整も重要な作業です。この作業を最終確認しないとなりません。効くか効かないか、片効きしないかを確かめなければなりません・・・・・
いかに安全に入魂式 お披露目曳行を春木旭町として成功さすかを常に考えて行動をしていますが、私は昨日 岸和田警察署に呼び出しを受けました。担当者の言われる事も十分に分かりますしご迷惑をかけた事も分かりますが、私の中で今まで従来の曳行に関する準備の慣習の中で、これほど制約を受ける今現在の考え方の相違を埋めることができません。
これが春木旭町の足回りの最新のマシーンですが、旭町の機密事項のためご説明できません。今年は心金をを初めとして、すべて足回りを新調いたしました。
どのような動き方をするのかが・・・・
ジャッキアップしただんじりの踏み板から見る景色はこんな感じです。
踏み板に乗る責任を感じつつかれらの作業を見ていました。
前梃子係りや十五人組が当日の天気を考えて駒を選択して本番に挑みます。
彼らもまた春木旭町を支えてくれています。皆の協力があってこそ
祭りが出来るのです、この人との繋がりやそれぞれの思いが祭りの良さでもあります。