こだわりの桐たんすの社長ブログ 豊臣秀吉ゆかりの花見と言えば!導かれるように、醍醐寺へ
今年は、岸和田の春木旭町の曳行責任者としての9月の祭礼までの1年を過ごしています。5月21日は入魂式とお披露目曳行を迎えます。
春木旭町のだんじりと言えば、すべて彫り物は太閤 秀吉の彫り物が施されている地元では、太閤だんじりとも言われています。その太閤とは、豊臣秀吉公です。
桜の季節を迎え 先日なんとか午後に休みがとれ、社長ブログの春の桜のシリーズを載せるにあたり今年は秀吉ゆかりの桜をどうしても載せたく思いました。(秀吉の想いが私に降りて来たかの如く)秀吉と花見といえば・・・・
そうです。京都 醍醐寺でしょう!「醍醐の花見」と言われ
慶長3 (1598) 年3月 15日に豊臣秀吉が京都南郊の醍醐寺で行なった花見の会。いまに残る名園を三宝院に造り,愛児秀頼,北政所,淀君,徳川家康らの諸大名やその妻妾,近臣数百人を招いて宴を開き威勢を世に示した。参会者の和歌短冊 131枚が現存。『醍醐花見図屏風』にその光景を偲ぶことができる。花見をしたところです。
ではその世界文化遺産 真言宗 総本山 醍醐寺の模様を是非 ごらんください。
臨時駐車場に停め(1日¥1000)醍醐寺の白壁沿いに歩きます。
私も初めて訪れました、(秀吉公が呼んでくれたようです。)
入り口です。総門の前にもしだれ桜が、
まだ 5分咲きでした。
総門をくぐると平日にも関わらず沢山の観光客がいらっしゃいます。
拝観券を購入いたしました。一人¥1500円です。これだけの歴史遺産を保存するためには、安いもんです。
さすが、太閤秀吉ゆかりの寺ですね、御紋は、太閤桐です。
左右の花の角度が特徴的な醍醐寺でしか見たことのない意匠のご紋です。
なにか言われがあるのでしょうね。(取材不足です。)
まず 最初に霊宝館を訪れました、そこにも美しいしだれ桜が・・・・・
戦国時代の桜と言えば、しだれ桜です。今のソメイヨシノはまだまだ最近の桜です。
日本古来の桜はしだれ桜!八重桜!
この霊宝館には10万点以上の仏像や絵画 工芸品など寺宝が展示されており国宝がの薬師如来坐像や重要文化財がご覧いただけます。その展示は圧巻です。
心が落ち着きました。
この桜が満開になればそれは美しいでしょうね、
戦国時代に秀吉がご覧になっていたしだれ桜です。
これらはまだまだ若いしだれ桜です。
しだれ桜の下から写真が撮れます。桜に囲まれているようです。
さすがに昔の桜の木は感動しますね。美しいです。
なんと、良くご覧ください。しだれ桜の横にお月様がご覧いただけます。
醍醐寺のしだれ桜と月のいい写真がとれました。
ソニーのDSC-HV90のカメラは、液晶だけでなくファインダー付きなので、昼間の撮影には重宝いたします。
お休み処ではたくさんのお店が出ていました。
三宝院の唐門を見て、これから五重塔をめざします。
この 国宝・三宝院唐門(さんぼういん からもん)は、豊臣秀吉が催した「醍醐の花見」の翌年、慶長4(1599)年に造られた建物です。桃山時代を代表する木造建築物で、建立当時は、門全体が黒漆(くろうるし)塗りで、「菊」と「五七の桐」の4つ(裏にも4つある)の大きな紋(透かし彫り)には金箔が施されていました。
このほど、約1年半がかりの解体修理を終えて、当時の姿になりました。
400年の輝きが甦っています。感動・・・
菊と太閤桐が素晴らしいです。
西大門(仁王門)が見えてきます。
仁王門と桜・・・いいでしょう。
仁王門から進むと、五重塔が見えてきます。
この国宝の五重塔は、醍醐天皇のご冥福を祈るために朱雀天皇が起工、村上天皇の天暦5年(951)に完成しました。 京都府下最古の木造建造物で、内部の壁画は日本密教絵画の源流をなすものといわれています。
国宝 醍醐寺の五重塔と桜 絵になりますね。
たくさんの観光客とカメラマンを避けて撮影するのも至難の業です。
少しでも、美しい雰囲気をお伝えできれば、嬉しいです。
951年の完成したのですから、感動です!
京都で最も古く歴史のある木造の五重塔とは知れませんでした。
これからまた山を登り・・・
醍醐寺で一番奥に御座います、弁天堂にやってきました。
日月門がご覧いただけます。
この金堂(国宝)は豊臣秀吉の命によって、紀州(和歌山県)の湯浅から移築されたもので、主要部は平安末期の様式を完全に残しています。 本尊の薬師如来と両脇侍は鎌倉時代の作で、いずれも重要文化財に指定されています。
金堂の側にも太閤秀吉公がご覧になられたしだれ桜がございます。
この広い境内での醍醐の花見の当時の盛大さを感じる事ができました。
西大門(仁王門)を後にこれから三宝院に向かいます。
しだれ桜 いいですね・・・
こちらが、三宝院の中にあるしだれ桜です。
樹齢5から6百年でしょうか?
美しい 心が洗われます。日本人としての喜びを感じますね。
桜に包まれています。
この 三宝院は永久3年(1115)、醍醐寺第14世座主・勝覚僧正により創建されました。醍醐寺の本坊的な存在であり、歴代座主が居住する坊です。
現在の三宝院は、その建造物の大半が重文に指定されている。中でも庭園全体を見渡せる表書院は寝殿造りの様式を伝える桃山時代を代表する建造物であり、国宝に指定されています。
国の特別史跡・特別名勝となっている三宝院庭園は、慶長3年(1598)、豊臣秀吉が「醍醐の花見」に際して自ら基本設計をした庭であり、今も桃山時代の華やかな雰囲気を伝えています。
三宝院からみたお庭の景色です。
秀吉公自らが設計したとつたわる 心 落ち着く日本庭園です。
時の重みを感じてしまいます。
さすが・・・古都 京都ですね。
何千年と天皇様が住んでおられた都ですね、戦国武将も京都を目指し上洛した意味がわかりますね。
ここからは、さらに別料金¥500を払って、普段は公開していない西国三十三か所草創1300年記念のお堂を見させていただきました。
「え、ここから別料金!」と聞いて拝観しない観光客が大半です、たった¥500で得を積めるのに、せっかく見せていただけるのにご覧にならない方が大半でした。
わたしには理解できませんが・・・・
こちらのお堂には、普段は見れない如意輪観音坐像様を拝めて本当に有難く思いました。
弥勒菩薩坐像の公開は4月21日(金)までです。見なきゃだめですよ!
これらの写真も特別拝観時しか見れない写真です。
戻ってきて池をのぞいてみますと・・
おおきな鯉がたくさんいてました。
襖にも太閤桐が・・・
三宝院を出て休憩場所に、
こちらにも大きなしだれ桜がございました。
歴史を感じるしだれ桜です。
素晴らしいしだれ桜でした、満開になればもっとより一層美しいでしょうね。
京都 醍醐寺を訪れて本当によかったです。
豊臣秀吉公のパワーを思いっきりいただきました。
これで私どもの入魂式やお披露目曳行にもなんらかの見えない力を与えてくれると信じて、臨みます。真言宗総本山醍醐寺
たいへん大切な時間を過ごす事ができました。
最後に札所の立て札を写すと
この立て札の横にも、美しいお月様がございました。
今日は京都 伏見区 真言宗総本山醍醐寺へ訪れて本当によかったです。
秀吉公に導かれた思いです。
今年のこだわりの桐たんすの社長ブログ 春の桜は、醍醐寺の桜のご紹介でした。