こだわりの桐箪笥屋の社長ブログ 今年も新型コロナウイルスに負けずに、良質な新しい桐の材料を確保する事ができました。
年々いい桐の原木を確保する事が大変難しくなってきています。
安物の中国の桐材を輸入する工房がほとんどで、
日本の桐の原木を扱っている会社がすごく減っていて、需要にも比例して存続できなくなっきてて
良質な桐材を確保する事が年々難しくなっています。
昨年の末も、大阪 貝塚市で桐の原木を扱っていた、
高橋工業さんも廃業してしまいました。
とても残念です。
新しい桐は製材をしたらこんなに白い色をしています。
この桐材をこういうように干して、雨をあてて乾かしてを繰り返すのです。
桐の箪笥に使えるまで、2年程かかります。
いい桐箪笥をお作りするにはいい桐材がかかせません。
高くてもお金を出さないといい桐材が集められません。
私どもは101年そうやってきましたが、桐材を取り扱う業者も減ってきて、
これから先、どうなるのかがとても不安です。
そして一番不安なのは
日本の消費者の方が本当にいい品質の桐箪笥をご存知ないからです。
品質の良い桐箪笥を見極めてご購入いただけない時代がもう来ているからです。
日本の桐材とてもいいです。
日本の気候 季節に合わせて製品になってからも生き続ける事ができるのが、桐の無垢材なのです。
この良さを 是非 ショールームで
ご覧になられませんか?
桐の箪笥や桐の材質に対する考え方が、
大きく変わるはずです。