こだわりの桐たんすの社長ブログ ほんもの桐のたんすは、次世代に受け継ぐたいせつな財産です。
昔から日本は資源に乏しい国で、タンスを作る材料にしてもとても貴重でした。それゆえに先人の日本人は、どうにかして再生出来るタンスを作る事を考えたのです。
湿度の多い梅雨や前線のために気密性や調湿性のあるタンスを考えました。
その材料として一番適してる材料が桐材でした、その桐材を使ってタンスをつくる事を考えたのです。もちろん衣類もその当時でもたいへん貴重で、何十年と着れる衣類を収納出来る事が出来るたんすを考えたのです。
でも桐の材料はとても貴重な材料なので何十年や何百年経った後でも、再びまた甦らせるような加工や、塗装技術を考えたのです。それが桐箪笥です。
その当時の日本人の知恵には本当に感心致します。
当時の考え方では、資源に限りのある日本で使い捨ての習慣などはありませんでした。
日本人が何千年の歴史の中から考えだしたたんすが、桐箪笥なのです。
これは、日本人が誇れる大切な財産です。
この桐たんすをいくつもの世代を越えて使えるように手直ししていく事ができなければなりません。
昔ながらの工程にこだわり丁寧な仕事を行います。
新しく本物のこだわりの桐箪笥をお作りしたり、きちんと洗い修理をおこなえる職人を次世代につなげていく事が今を生きている私どもの役割なのです。