こだわり桐箪笥の社長ブログ 岸和田だんじり祭りに向けてブレーキテスト!
今週の4日の日曜日には、今年の岸和田だんじり祭りの試験引きがあります。昨日はその試験引きの準備として、ブレーキテストを行いました。
だんじりは、やり回と言う方向転換の仕方があって、そのやりかたは、大工方 前梃子
後梃子 青年団ののだんじりを曳く力のバランスで方向転換をします。
だんじりが危ない方向に向いた時や曳き手がこけたりして危険な事が起きたときなど緊急に制動を止めるためにブレーキが付いています。車のブレーキほどは効きませんが、
おもいっきり体重をのせて踏み込めばかなりスピードを落とすことができます。
そのブレーキの調節(若頭 前梃子担当)や試験を昨日行いました。
曳き綱も本番同様に綺麗に化粧をします。
下の写真の真ん中の黒くLの形をした金具がブレーキです。足で下に踏み込みます。
旭町の綱元の青年団がおもっきり曳いてくれます。
祭り関係者も沢山その模様を見て、効き方やブレーキの踏み方などアドバイスしてくれます。
ブレーキはだんじりの曳行責任者が踏みます。責任重要な役目を担っています。
曳行責任者として、だんじりを任された者だけがその役の重みを背負うのがブレーキです。
今年は曳行副責任者として何度か、だんじりに乗り昨年同様ブレーキを担当します。
だんじり全体のスピードの緩やかな調整など曳行責任者の役目を果たします。
この様に踏み方により制動距離などが違ってきます。わたしは、10年前から運動して体力を維持して、曳行責任者になるまでその役目を果たす覚悟です。
今年の祭りもいい祭りにするように、みんなと協力仕合い築き上げていく努力をしています。
試験引きや本番にむけて気合いが入ってきますね。