こだわりの桐たんすの社長ブログ 工房内には、たくさんの桐材の板がございます。いい材料とよい職人!
私どもの工房内には、たくさんの桐材の板がございます。
この様にたくさん乱雑に見えて置かれています。
桐箪笥を作るのには、沢山の部分の材料が必要になります。
一見すると普通の人は何かわからない桐材でも職人はすべて分かっています。
どこの部分に使用していくために、木取をしているのかがわかるのです。
さまざまな注文に対応すべき桐材の質や良さをそれぞれ判断して組み合わせて材料を選別いたします。
それゆえに、この様に工房内で置けるスペースが絶対に必要なのです。
汚く見える桐板ですが、実は削ると緻密な杢目をもった日本であまり取れない貴重な桐材が沢山あります。このような桐材からこだわりの最高峰の桐箪笥をお作りしていくのです。
桐の箪笥作りは昔から大変手間暇のかかる作業です。今は、中国や南米から輸入された加工桐材を使用して組立する工房が沢山ございます。
それでは本物の質のいい桐箪笥はお作りする事ができません。この様に日本の桐にこだわった桐箪笥を求めてくれるお客様の為に昔ながらの作り方にひたすらこだわっています。
いい桐箪笥を作らせていただいて、後世に残すには、いい材料とよい職人が絶対に必要なのです。