桐箪笥屋の社長ブログ 新型コロナウイルスの流行の前に家具の移動のご依頼がありましたので伺わせていただきました。
新型コロナウイルスの流行の前に
家具の移動のご依頼がありましたので
伺わせていただきました。
婚礼家具で弊社でご購入いただいたお客様さらのご依頼でした。
お二階の洋服箪笥を1階のお部屋に移動して欲しいとのご依頼でした。
大きな家具になると、移動も大変ですが
家具を分解して再び設置するのが家具
専門の私たちでないと難しい作業になります。
上下二段、収納スペースがある大きめの洋服タンスとなっております。
下部には棚板で区切られているスペースもあります。
将来 移動しやすいようにお買い上げされた時に
分解できるように設計を変更させて販売させていただきました。
ですからこの様に分解する事ができます。
連結ネジなどをすべて外して、
扉もすべて外して移動できるようにしています。
無事に分解できましたので、階段を使い
移動させていきました。
洋服タンスを一階のお部屋に移動いたしました。
移動をしてから、もう一度組み立てていきます。
この作業が大切で、
水平バランスをとりながら、しっかりと組立なかればせっかくのいい箪笥が台無しになります。
ここで家具店の技術の違いが表れるのです。
BOXの状態の確認と扉の微調整をしなかればなりません。
これを怠ると、後々 扉が擦って開け閉めがかたくなってきたり、箪笥のバランスが崩れてしまいます。
家具専門店だから出来る作業です。
そして内部の洋服掛けなども装着し、扉をつけて完成です。
無事に家具の移動が終わりました。
またしっかりお客様のお役にたって嬉しいです。
運送業者さんでも行えるかもしれませんが、
やはり家具の専門の私どもでしか出来ないと思います。
この様に
きちんと本体の水平バランスをとって
扉の状態を調節してセッティングする事ができます。
今回も無事に家具の移動できてよかったです。
やはりいい初音の箪笥は、
いつまで経ってもいい箪笥です。