こだわり桐箪笥の社長ブログ 恐ろしい○○産の桐箪笥に○○〇が・・・・それに腹立たしい洗い替え!
こだわり桐箪笥の社長ブログも今年もお読みいただきありがとうございました。今回ブログは、ちょっと衝撃的な内容かもしれませんが皆様お許しくださいね。
先日お客様に桐の箪笥をお届けしたのですが、そのお客様の自宅の桐箪笥を処分するのに持ち帰らせていただきました。
その桐たんすがこちらです。中〇産の桐箪笥をご覧ください。
具体的に明記したいのですが、なにかと問題があるので、国の名前をあげないでおきます。
そこで作られた桐箪笥で一度 粗悪な他社で洗い替えをされてる桐箪笥です。
私のような桐箪笥のプロがみればすぐわかります。金具も簡単な金具に交換されています。
今回初めて紹介させていただきますが、その中〇産の材料の桐箪笥には、なんとこの様な状態になるのです。あまり社長ブログで紹介したくはないのですが・・・・良く考えてから
紹介させていただく事にしました。
なにやら木くずのような粉が見えるとおもいます。もっと拡大してみますと・・・・
このような状態になっています。なんだかわかりますか?
虫がいるのです。その虫が桐箪笥の中〇産の桐材を食べているのです。この桐たんすの中には、今も生きた虫が潜んでいます。気持ち悪いでしょう。運びだした時にすぐわかったのですが、お客様にお伝えする事はしませんでした。ですからお客様も知らなかったと思います。
その方がいいと思います。
自分の持っていた桐たんすに虫がいてるのなんて・・・・・・・
しかし中〇産の桐にはこのような事になる事がよく報告されています。
今回事例を紹介出来てある意味よかったです。
中〇産の桐材は柔らかくて食べやすいのです。
この虫の名前は木食い虫です。
この様にひどい状態になります。
日本の桐材や日本の桐箪笥には、ほとんどつきません、なぜなら日本の桐は桐材の材質が硬くて光沢があり防虫効果のあるアルカリ性の性質を持っているからです。
こうなれば、廃棄焼却処分しないと 他の木に移ります。
早速 持って帰って処分しました。
中〇産の桐たんす(もどき)に収納するのは、絶対に避けてください。
しかしこのような状態になっているにもかかわらず、洗い修理をしている粗悪業者も許せないですね。なんでこんな適当な洗い修理がまかり通るのか!
依頼を受けた家具店が悪いのか、その業者そのものが悪いのか、お客様が費用安くていいと選ばれたのか?結局買換えしないといけないのに・・・・・・・・・・・・残念です。
国産に勝る 桐箪笥はありません、価格でなくて、本当になにが安心出来るものなのか、消費者のお客様が良く考えられて商品選びをしていかなくてはならない時代です。
このような事例は本当はご紹介させていただくのは、避けるべきなのでしょうが、
本当の事を分かっていただくには、あえて必要だとおもって今回 特別に紹介させていただくたく載せさせていただきました。コメントいただければ幸いです。
まさに今、祖母が使っていた桐だんす2つから虫が湧き、途方にくれたので同地域の桐だんす屋さんに対応を伺った所、バルサンをたいてみて凌いでみては??と助言頂き、着物を外しバルサンをたいた直後です。
着物事態も量が多く、私には金銭的余裕があまりないので、可能なら箪笥を再び使いたい思いもあるのですが、やはり処分した方が良いものでしょうか??お忙しい所とは思いますがご教授頂けると助かります。