こだわりの桐箪笥の社長ブログ お客様宅で、こだわりのいい匠の棚を拝見させていただきました。
お客様宅で、こだわりのいい唐木の棚を見させていただきました。私もあまり見させていただいた事のない唐木の棚です。
1つ1つの扉に手の込んだ柘植の木の彫刻が嵌め込まれています。
いい紫檀の材質に細かな柘植の彫刻が丁寧に施された逸品です。
このすごい匠の技に感動しました、本来この手の棚は、韓国や台湾の棚が沢山ございますが、これは日本の職人の仕事です。これほどの棚はあまり見た事がございません。
それぞれの扉に見事なまでの彫刻を嵌め込んでいます。
漢詩が読めればもっと意味が理解できるのでしょうが、私にはその学がございません。
誰か教えて欲しいです。
全体のバランスも見事な棚でした。
今では手に入らない棚です。どこでお作りされたのか、お聞きしましたが、その家の人も分からないそうですが、確かな素晴らしい棚に間違いはございません。
これほどの棚を見させていただく事は今までなかったので、まだまだ勉強不足ですね。
日本人の繊細な彫刻とデザイン的なセンスの良さと丁寧な工芸品としての匠の技をあらためて感じる事ができました。とても感激しました。
このような棚は、これからも是非大切にお使いいただけたらと願っています。いい棚を拝見させていただいて本当にありがとうございました。