2015年秋の叙勲で私どもの伝統工芸士の藤原朋保が瑞宝単光章を受章する旨の新聞発表がございました。
2015年秋の叙勲で弊社の伝統工芸士 藤原朋保が瑞宝単光章を受章する事が11月3日の新聞で発表されました。
瑞宝単光章(ずいほうたんこうしょう)は、公共的な職務の複雑度、困難度、責任の程度などを評価し、職務をはたし成績をあげた人に対して、授与する章ですね。
新聞に私どもの 藤原 朋保の名前が掲載されています。御年74歳!
弊社の初音の家具 大阪泉州桐箪笥の伝統工芸士として、桐箪笥の最高峰の技術を目指した伝統工芸士で、今も現役でこだわりの弊社桐箪笥を作り続けてくれています。
工房では、昔から朋さんと呼んでます。
私どもは、朋さんのような職人さんがいてくれる事がなによりの財産なのです。
本当に有難いです。
朋さんは私どもの工房で60年弱も桐たんすを作り続けていただいてます。
私が生まれる前から田中家具製作所にいてくれているのです。凄い職人さんでしょう。
本当に桐箪笥一筋の人生を歩んでおられ、中堅や若手職人への手本となる職人さんです。
この度 その労をねぎらっていただくような、ありがたい叙勲を受賞させていただきました。
ご尽力いただきました関係各位の皆さま本当にありがとうございました。
この章に恥じることのない立派なこだわりの桐たんすをこれからもお作りさせていただけるように、朋さんと一緒に頑張っていきます。
いつも寡黙に桐と向き合っている朋さんです。仕事に対する取り組み方には、本当に頭がさがります。夜遅くまでマイペースで頑張ってくれています。
朋さんの作る桐たんすは、工芸品の中でも優れた逸品です。なかなか手に入らない品物です。
朋さんが桐の箪笥に対する熱い思いは、私以上かもしれません。
この度は本当におめでとうございます、そしていつもありがとうございます。
これからも健康に気を付けてこだわりの桐箪笥を作り続けてください。
これからもどうぞよろしくお願いします。