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こだわりの桐箪笥の社長ブログ  なんでも桐を使用すれば桐箪笥?おかしすぎませんか

先日あるお客様が、他社で桐箪笥を購入されました。その桐箪笥は引出しばかりの桐たんすですが、引出しは隙間だらけで材料も中国材の漂白されて白く白濁した桐で作られています。
組手は一応あるのですが、機械組みです。価格は35万+税 でネットで購入されました。

私どもの桐箪笥の事例をご覧いただき、自分の桐箪笥と大きな差を感じたので、販売した会社に尋ねたところ、桐を使用して作られたたんすで桐箪笥に違いはないと言われました。

それはそうですね、でも私からすれば、大量に引出しばかりを機械で組み上げて、組手もなく中国桐材で作られた桐箪笥が35万だなんて、逆に高すぎます。

ある意味ぼったくりな桐箪笥だと思います。

桐で作られているから桐たんすでしょうが、桐たんすの本来持っている、防湿性や気密性が全くなく、漂白剤でアク抜きされた桐板を使用されていたらなんの効果もないでしょう。

本当に腹立たしい事です。私どもと同じ桐箪笥と呼んで欲しくないです。

インターネットの世界でそんなものばかりが売られています。これではみなさんが判断できるはずがないですね。

なぜ購入になられる前に本物やそうでないのかを、ちゃんとお調べしないんでしょうね。
価格の安い商品は偽物であると想像できますが、今は価格が高いものでも本物じゃない桐箪笥がございます。これがまた大問題です。

金具の付いてない桐箪笥(桐チェスト)やオシャレに加工された桐箪笥などは、購入すべきでないと思います。

大半の桐製品に関して、今は、中国から製品で輸入されて、国産と表記されて販売されている事実を少し知っておいてください。

桐と言う言葉だけを信じて購入する事は非常に危険です。騙されない賢い消費者であって欲しいと願っています。

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